2019年9月18日

もし今年、カープが巨人優勝の瞬間に立ち会っていたら

巨人との最終戦は9月14日に終わっているので、目の前で巨人の優勝胴上げを見ることはない。

そんな屈辱的な場面を避けられたのは唯一の救いと、最終戦が終わったときにはそう思っていた。

だがしかし、目の前で、優勝の瞬間を見せつけられた方が、カープにとってよかったのかもしれない。

というか、その瞬間を少し見てみたかった気が今はしています。

もし、目の前で巨人の優勝が決まったとき、緒方監督は胴上げを見届けただろうか。

2016年、カープが東京ドームでリーグ優勝したとき、高橋由伸監督は途中からその場を立ち去った記憶が(記憶違いがありましたら、申し訳ありません)。

ライバルチームの優勝を目の前で見るのはどんなに屈辱的なことであっても、そこから目を離すようなひ弱さではなく、見届け、来季に向けて腹をくくるタフさがほしい。



緒方監督はもし目の前で巨人が優勝したら、どんな態度をとっただろう。

幸い、3連覇してしまったから、そういう試金石に出くわす機会がここのところなかったけれど。

でも今シーズン、負けた試合では早々にベンチを去って、記者会見すら拒否することもあった。

2015年の最終戦後のセレモニーでは、緒方監督の挨拶がなかったことも当時話題になった(批判的な話題として)。

もし、今年、相手チームの胴上げの瞬間を見届けることなく、緒方監督がベンチから立ち去るようなことがあったとしたら、そういう胆の座り方であるなら、もうチームの指揮はとってほしくないと思っただろう。

今シーズンの選手起用のちぐはぐさや思考停止を散々見せられて、できるだけ早くチームから立ち去ってほしい気持ちでいっぱいではあるけれど。



残った試合数は4。

巨人とDeNAに詰め寄れそうで、詰めより損なった覇気を感じないゲームも少なくなかった。

そんな中でも、たとえば、9月16日、4対6で敗退したヤクルト戦。今シーズン不振だった松山竜平がチャンスの場面でヒットを放つシーンや、9回、菊池保則が無失点に抑え、自分の仕事をしているのを見ると、救われたような気持ちになる。

やっぱり野球は、選手がいいプレーを積み重ねて見せてくれることが一番の醍醐味。

そんな仕事を1つのゲームの中でたくさん見ることができることが、楽しみなのだと思わされたのでした。

あと4試合。どんな結果になろうとも、そんなプレーでせめてファンを楽しませてほしい。


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