3月9日、プロ野球開幕(3月20日)の延期が、発表された。
プロ野球はビジネス。無観客で開催するメリットは何にもないですから、「無観客で開催」という選択肢がないことはもっともなこと。
そのことより、「4月中の開幕を目指す」という発言の方に違和感。
爆発的に感染者が増え続けているわけではないと政府は発表しているけれど、実態は検査を受けている人(受けられる人)がまだまだ少ないというだけ。
4月中に新型コロナの感染が収束すると思えない(収束してくれたらもちろん何よりですけれど・・・)。
この調子だと、4月どころか、開幕は夏場になってしまうのではとか、最悪、今年はシーズンがなくなることも想定しておかないと。そんな状況もあり得ます(オリンピックもしかり)。
世界中で初めて経験する出来事で、わからないことだらけ。状況がどう変わるか、様子を見つつの判断になるとは言え、プロ野球の開幕も、春のセンバツ高校野球の開催も、なんとなくの楽観に支えられているように見えます。
最悪、今年は中止という可能性もあることを考えて、備えないと。
国のトップ自体が、最悪の事態をいまだ想定せず、場当たり的な「なんとかなる」精神で仕事しているように見えますから。
もし中止となっても、球団や選手が被る大きな損失に比べたら、ファンとして、一時期、野球を見るという大きな楽しみを諦めなくちゃいけないことは、小さなことのようにさえ感じます。
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