2020年4月2日
暦の上ではエイプリル
脚本家の宮藤官九郎さんも新型コロナに感染。プロ野球OBの梨田昌孝さんも。志村けんさんにはあの底抜けの笑顔で「大丈夫だぁ」と言いながら、帰ってきてほしかった。
3月31日、パ・リーグ6球団がオンライン会議を実施。4月24日の開幕は難しいとの意見で一致したとのこと。そらもっともだ。
4月3日に12球団で会議が行われるようですが、「再延期」という形をとりつつ、最終的には「中止」になる可能性も。今のこの状況では。
6月29日から始まる予定だったウィンブルドンテニスも中止に。
大会で使用する芝のコートは維持管理が大変で、プレー可能な期間が限られるため、延期という選択肢はなかったそうです。
プレーヤー同士の接触が比較的少なそうなテニス。
しかも、騒ぐ観客席に向かって、プレーヤーが「静かに」とたしなめる光景も時折見かけるテニスこそ、無観客がうってつけのようにも思えますが、さすがにこの感染拡大状況ではその選択肢もなく、スパッと中止の判断に。
新型コロナの影響で、大きな損失を受けている個人や団体や企業はあまりに多いけれど、スポーツ界もまたしかりで、大会中止はプレーヤーにとって大きな収入減。
キャンプとオープン戦も終わり、開幕を待つばかりだったプロ野球も、まるでシーズンオフのよう。
こんなときこそ、試合以外の形で、選手からの何か発信があればとも思ったが、ちょっと待て。
シーズンが終わって、束の間のオフ(お正月前後)に、プロ野球選手がバラエティ番組などに出演しているのを見るのが毎冬の楽しみでしたが。
かといって、試合のない今、選手が野球以外の何かを発信してくれたとして、シーズンオフのときほど、わくわくとは見られなさそう。
あれはやっぱりシーズンあってのものだったんだな、と。シーズンを戦い抜いた選手たちの、束の間のオフタイムだからこそ素が垣間見られて楽しかったんだな、と。
一番の満足を与えてくれるのは、ゲームだな、と。いいプレーだな、と。あったり前のことを思うエアポケットタイム。
でも、心の中では中止も想定内。
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