2020年4月29日

一度はなろうよ自営業者


プロ野球選手は基本的には自営業者(個人事業主)。ただし、チームと専属契約を交わしているので、純粋な意味でのフリーランスとはちょっと違います。

米倉涼子演じる「ドクターX」のように、シーズン中、呼ばれた場所で「私、盗塁失敗しないので」なんて成果を出すフリーランスの選手がいたら、面白い。

純粋な意味でのフリーランスではないと言っても、野球選手は毎年のごとく、契約の見直しがあるので、まぎれもなく厳しい世界。



新型コロナで、休業要請に応じないパチンコ店の店名を公表するというニュースを見ていて、強烈な違和感を覚えています。営業しているお店を通報する人に対しても。

自粛とは自ら進んでする行動のこと。他人に強制されてするものとは違う。

お店を営んでいる人たちに補償の約束もなく(あったとしても十分なものとは思えない)、営業をやめろとは、死ねと言ってるのと同じ。切実なことなのに。

みんな、一度、自営業者になってみたらいいと思う。仕事があって当たり前ではないことを経験するといいと思う。世界観が変わるから。

緊急事態宣言が出されたあとも変わらない通勤電車の混み具合には目をつむって、どうして営業しているお店には強い態度をとるの?

通勤電車に乗っている人たちはいないことになってるの? 日々の車内、よっぽど感染が心配です。

政治家も、選挙で選ばれなければ職を失ってしまうフリーランス(職を失う苦しい経験をした政治家も中にはいると思います)。

公務員や会社員と違って(会社はいつまでもあるとは限らないけど)、不安定な職業とも言えるのに、お店を経営している人とはまるで違う立ち位置で振る舞っているように見えて、とても不思議だ。


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