2021年10月7日

栗林、レアケースで途中登板、29セーブ目


10月6日、中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3対7。

3戦続けて見下すような投球をされていた松葉貴大から、今日は点を取った。

試合前、3番・堂林翔太と聞いて、「えぇ~」と後ずさったこと、ごめんなさい。1回、小園海斗ヒットの後、堂林、2塁打でタイムリー。坂倉将吾と菊池涼介もタイムリーで3点先制。

6回にも菊池の2点タイムリー。松葉は6回5失点。今日はやり返しました。


九里亜蓮は、2回ウラ、4回ウラ、6回ウラに1点ずつと、小刻みに点は取られるが、6回3失点、先発のおつとめ果たしました。

九里、11勝目で、リーグトップタイに並ぶ。

投球内容のことを思うと、ちょっと違和感。九里は巡り合せにも恵まれている。今日も5点の援護をもらって、いいな~。それも大事で素晴らしいこと。結果がすべての世界。

ただ、毎回のごとく健気に投げているのにまったく勝ちがつかない森下暢仁と玉村昇悟のことを思うと、内容に目がいってしまうのだ。


今日も、7回ウラと8回ウラ、森浦大輔と島内颯太郎が頑張りました。ともに三者凡退。

もう、勝ちパか負けパかごちゃまぜの、役割のわからない状態は整理して、この二人は勝ちパでどうだ?!

ここで3対5。セーブシチュエーションは整った。今日こそは栗林良吏と待機していたら、森博人から坂倉が2塁打、暴投で1点。ちょっとー、森、しっかりしてよ。これ以上失点したら、栗林が見られないよ。と、点が入って喜ばしいのに、またねじれ感情が発生。

その後も、フォア、盗塁、暴投で、走者が進んで進んで2塁に。そこに大盛穂のタイムリーで、3対7。もう得点しなくていいのに。あ゛ー、栗林がー。と、おかしなリアクションになる私。点はいくらあってもありがたいものなのに。


9回ウラは、ケムナ誠。今日もケムナはケムナだった。連打でワンアウト1塁2塁。ここで、栗林に交代。えっ、4点差なのに。

と、このときまで私、セーブシチュエーションについての詳細なルールを知りませんでした。単純に、3点リード以内が条件と思っていました。

「まず、次の4つが必須条件。

・勝利チームで最後まで投げ切ったピッチャーであること
・勝利投手の記録を得ていないこと
・1/3イニング(1アウト)以上の投球回を記録すること
・リードを守り切った状態で試合を終えること

この4つを満たした上で、次の3つのうち、1つを満たすこと。

・3点差以内のリードで登板し、1イニング以上投げる
・2人のバッターに連続でホームランを打たれたら同点、
 もしくは逆転となる状況でリードを守り切る
・3イニング以上投げてリードを守り切る 」
(スポジョバの「プロ野球のセーブの条件は?」より)


なるほど、なるほど。下段の2番目が該当していたのですね。思いがけず、レアケースに出会い、勉強になりました。

栗林、2者連続三振でガッツポーズの30セーブ目。よかった、よかった。

ところで、床田寛樹と鈴木誠也が9月の月間MVPに選ばれたという朗報が。床田は初受賞。9月の床田、素晴らしかったもの。よかった。

最多勝と首位打者が射程範囲の選手もいて、オリンピック代表にも最多の4人が選ばれ(あれは監督の意向が反映するものだが)、逸材がそろっているというのに、この順位って。
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