2022年10月26日

オリックス勝てない、まるでカープ(よりは強いが)


10月25日、日本シリーズ第3戦/オリックス・ヤクルト戦(京セラドーム)、1対7。

昨年と今年、日本シリーズで2点差以内の接戦を続けてきた両チーム、ついにヤクルトが大差勝ち。オリックス、いまだ勝ちなし。き、厳しいぞ、これは。

第1戦、第2戦ともに両チームの安打数はほぼ同じ。オリックスは3戦とも、コツンコツンとヒットは出ても、デカイのがない。そこをヤクルトはホームランでごっそり持っていく。

あれ? この感じ知ってる。さよう、もうまるでカープを見ているよう。オリックス、カープより強いけど、カープのよう。カープの強い版みたいなことになってます。


昨年の日本シリーズからも、それはオリックスのネックみたいになっていた。

ヤクルトは、村上宗隆を筆頭にオスナにサンタナ、塩見泰隆がいる。不調の山田哲人もいつ目が覚めるか不気味。と思っていたら、今日、3ラン。他の選手も何やってくるか、こわい。打線に穴がない。

オリックス、吉田正尚はいるけれど。その他の選手もぽつぽつヒットは打つけれど、ヤクルトに比べてこわくない。

このこわくなさ、カープ打線の領域。昨年はジョ-ンズやモヤさまがいて見せ場をつくっていたけれど、あれ? 今年は外国人野手がベンチにいない。


第1戦、山本由伸が4失点。大エースでも年に数度は大量失点することはある。が、よりによって、日本シリーズでとは。

この日、山本は、いつものあの自分を制御できてる鉄壁感がなかった。コンディションいいように見えなかった。わき腹の違和感で途中交代。次回の登板も厳しいとか。ますます厳しいぞ、オリックス。

第2戦、京セラドームに強い宮城大弥は第3戦にまわし、明大時代、神宮球場を庭としていた山﨑福也が先発して快投。学生時代、打撃がよかったという山﨑、構えがいい。そしてタイムリーも打った。森下的なとこ、見せた。

オリックスが3点先制し、勝ちパターンに入り、このまま完封勝ちして1勝1敗のタイに持っていくものと大半が思った中。カープファンなら知っている。ヤクルト相手に3点差は安全圏じゃないことを

案の定、内山壮の3ランでごっそり同点。そのまま譲らず、引き分けに終る。しびれるリリーフ合戦を見せてくれたが、点が、点がとれへんオリックス。


今日の第3戦。昨年同様、高橋奎二と宮城大弥の譲らぬ投げあい。しかし、4回、2塁3塁のチャンスを逃したオリックス。

「満塁とかで点をとれなかったらガックリくる」と野田浩司さんが投手心理を語っていたことがありましたが(そらそうだ)、さすがの老獪に見える宮城もガックリ響いたか。5回、連打を浴び、山田のお目覚め3ランで、投手戦が終る。

ヤクルト、交流戦1位は伊達じゃない。だがしかし、ソフトバンクや西武が相手だったら、どんな試合になってたんだろう。


オリックス、長打のなさが今年も響く。杉本裕太郎のちょっと投げ捨てたように見える打席はなんだ。君は調子悪かったときの鈴木誠也か。そこが吉田との差なんじゃないか。

オリックス応援隊としては、つまらーーーん。と、カープ戦見ているときみたいに、声が出る試合となりました。

ヤクルト、小憎らしい。強いチームは憎らしがられるもの。一時期の巨人みたいになってきました(チームカラーは全然違うが)。完全に負け犬の遠吠えです。

第4戦、山岡泰輔を見られることが幸い。
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