明日、8月16日の神宮球場でのヤクルト戦は、台風接近のため試合中止(横浜スタジアム、楽天モバイルパークも)。珍しく、試合前日に発表された。
残り試合が6チーム中いちばん多いカープ。終盤、ますますスケジュールがタイトになるのにはちょっとヤキモキ。
昨年、カープは順調に試合を消化したので、他チームの試合結果でどう転ぶのかに、ハラハラした(まさか2位が転がりこむとは)。
今年は自らの残り試合の結果にヒヤヒヤすることになるのか。
巨人と1ゲーム差。阪神とは4ゲーム差。4位のDeNAは8.5ゲーム差と幾分開いてきた。もし、この調子で8月9月行ければ、ヒヤヒヤできる喜びを味わえそう。
セ・リーグ、真夏の9連戦、ぶじ終わりました。巨人とは引き分け、阪神とDeNAには勝ち越し。5勝3敗1分けと善戦。しかーし、3敗の中身が全て完封負け。
8月14日のDeNA戦、菊池涼介のサヨナラ3ランが、のちのち「あの試合が(今年のアレを)決めた」と言われる試合になるかも説もちらほら見かけました。
そ、そうか。でもまだ予断を許さないです。だって、完封負け3つ。
8人先発体制でのぞんだ9連戦。終わりよければすべてよし、結果は成功! アドゥワ誠と玉村昇悟、森下暢仁が完投して、リリーフ陣を酷使せずにすんだこともよかった。なんたって、アドゥワは完封。
一方、巨人はこの9連戦、山崎伊織、グリフィン、戸郷翔征を中5日で先発させ、山崎と戸郷は勝ち投手に。5勝3敗1分けでカープにぴったり伴走(完封負けは1つ)。
阪神は、3勝6敗と押され気味。しかも、完封負け3つ。
ここだけ見ると、巨人があなどれないです。それだけに、最後のDeNA戦でのサヨナラ勝ちは大きかった。
勝ちたいがために投手陣を酷使しがちになるのは、野球あるある。それだけに、9連戦を先発(とリリーフ)に負荷のかからないマネジメントをしたカープのゆとり戦略は素晴らしいです。
緒方監督時代、優勝がかかってくる終盤や日本シリーズで、勝ちを急いで先発の登板間隔をつめたりしていて、それが裏目に出たこともあった。
短期決戦はとくに、先発の登板間隔をつめたり、リリーフ陣の登板数が増えたりはどのチームも選択していることなんだろうけど(涙のフランスア〜)、結局は普通に疲れないようにやるのでよくない? と思うことが時にあった。
なので、長い目で見る今回のカープの投手陣のマネジメントは、いいな〜と思った。
今年のカープ、菊池涼介や野間峻祥を適度に休ませたり、秋山翔吾にも1日お休み与えたり、小園海斗を試合途中から休ませたり、野手陣のマネジメントも工夫が。
新井さん2年目の進化?
あとは、調子のいい選手を優先して起用するマネジメントも、よろしくお願いします。(ベテランの)優遇じゃなくて、優先でね。