2024年8月14日

劣勢覆す菊池のサヨナラ3ラン、カード勝ち越し!


8月14日(水)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対3。カード勝ち越し。

9回ウラ、2点ビハインド、1アウト1塁2塁。打席には菊池涼介。

菊池の打席になるといつも、パッカーンとホームラン打ってくれないかなと思う。勝ち越した6月29日の巨人戦や、完封されずに済んだ5月31日のソフトバンク戦のときのように。

そうしたら、最後にまたもレフトスタンドに来たー、サヨナラの3ラン!


床田寛樹が重たい立ち上がり。1回、梶原昂希と桑原将志が連打。梶原、ほんと嫌な打者です(ほめ言葉です)。牧秀悟のタイムリーで1点先制される。

2回、小園海斗と中村奨成のヒット(眩しいコンビ)。堂林翔太のサードゴロを京田陽太が逸らす間に小園ホームイン、同点に。

4回、フォアもからんで、林琢真のタイムリーで勝ち越され、ジャクソンのタイムリーで3点目


床田は5回3失点で降板。今日はボール先行、キレもなかった。床田にだって、こういう日はあります。でも、昨年も後半失速していた。

九里亜蓮、野村祐輔、床田らの輪郭がぼんやりしているのに比して、アドゥワ誠、森翔平、玉村昇悟ら若手の奮闘が鮮やかだった9連戦(若手じゃないけど森下暢仁も)。

床田の後を、黒原拓未、森浦大輔、塹江敦哉が無失点に抑えて、サヨナラ勝ちの土台を作ってくれたのも、グッジョブ。


そんなリリーフ陣に比して、3度の併殺の打線。5回、床田の代打・田村俊介(今日昇格)が併殺。7回、奨成が併殺。8回、野間峻祥が併殺。もう薄く笑うしかない。

そんな流れだったから、まさか9回にこんなことが起きるとは。

まず、小園海斗2塁打が大きかった。 坂倉将吾フォア(代走・羽月隆太郎)。ここで奨成が打ったら、本日のお立ち台は君だ!

なんて、とんとん拍子には行かない。いい当たりだったけど、レフトフライ。でも、ここでバントのサインが出なかったのはよかった。


そして、菊池の打席。時どきポコンと出るあのホームランが出たら・・・そう上手くは・・・出たー!

ヒーローインタビューで、菊池は「最高でーす」ではなく、「感無量です」と言った。ほんとに感無量です。

床田5回3失点。打線は3度の併殺。冴えなかった景色を鮮やかに変えた。君は天然色! ここが野球の、勝負の、面白いところ。


今日、松山竜平と野村祐輔が登録抹消。昨日の2軍戦出場は松山からの申し出だったという。若手もベテランもファームで調子を上げて、1軍でチームを支えてくれたらと思う。

しかし、松山の抹消を決めるのにここまで時間がかかった。代打という難しいポジションではあるけれど、松山は何度もチャンスをもらった。十分に。

ここまで時間をかけないと決断できない一部選手への情は、チームの足をまだまだ引っ張っていると思う。8回、森浦の代打・田中広輔も、攻撃上の必然性というより、適度に出勤させておこう的なものを感じる。

週末のヤクルト戦、選手の入れ替えはあるか否か。この流れを止めないよう、空気の循環よくしてほしい〜。
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