2024年12月13日

あのね、九里はいなくなるけど新陳代謝が必要なのは打線!


12月13日、九里亜蓮がマツダスタジアムで会見。

オリックスへの移籍について、「野球をもっとうまくなりたいという気持ちを持っていた中で、また一から環境を変えて、パ・リーグという新しいところで、挑戦していきたいという気持ちがありました」。

昨年、FA移籍を決めたときの西川龍馬語録をもう一度。

「セ・リーグの球団なら行く意味はないと思っているので。行くならパ・リーグでやってみたい。やっぱりセとパで野球が違う。野球人生は短いので、そっちの方でもプレーしたい」

「パ・リーグはメジャーっぽいというか、真っすぐでどんどん勝負してくるイメージ。ボクの野球が通用するのか興味があった」(ともに「中日スポーツ」)


西川の言葉からは、西川なりの切実さを感じたのだけど、九里の会見、奥歯にものがはさまったような感じはした。

ヒーローインタビューでも、たとえば秋山翔吾のように自分の言葉で多くを語るタイプではないので、九里らしいと言えば、九里らしかった。

メジャーでの交渉についても詳しい話はなかった。九里自身も会見中、「あまり説明が得意な方ではないので」と、はっきり話したい感じでもなかった。

もうええでしょう。状況も、気持ちや考えも変わっていくもの。九里が決めたこと。


今日、契約更改したヤクルトの中村悠平は「生涯ヤクルトで」宣言。

同じチームで野球をやりたいのも、新しい環境を経験したいというのも、評価してもらえる球団でやりたいことに変わりはないと思う。

九里も、昨日契約更改の小園海斗も、ずっとカープにいることをおすすめできませんもの。今のカープでは。


九里の移籍で、「新陳代謝が進む一歩になる可能性がある。それで頑張っていけばいいんじゃないか。そういう意味では一つ枠が空くことで、そこで競争してくれればいいなと思っている」と、松田オーナー。(「デイリースポーツ」)

前田健太がメジャー移籍した年に、カープは25年ぶりのリーグ優勝。今永昇太とバウアーが抜けた今年のDeNAは、リーグ3位ながらも日本シリーズで下剋上優勝。

タフな九里がいなくなった後に、出てくる選手がいるのは想像できます。


あのですね、投手陣は新陳代謝が進んでいる方だと思うんです。シーズン中も、投手陣に限っては、わりと1軍と2軍の入れ替えはありました。

新陳代謝が必要なのは野手。打率1割台の田中広輔や松山竜平に何度も何度も優先席のように打席を与えて、入れ替えなし。それをなんと心得る?

空気の入れ替えしないとドロドロに淀みますよー。あ、ほんまや、淀んどったわ(さんまさんで)。
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