新春のインタビュー記事で、「選手起用の判断基準を今年から変えようと思っています」と語った新井さん。(「スポニチ」)
「全て結果で判断しようかな、と。結果を出した選手を使いますよ……という方がわかりやすいと思うんです」
この期に及んで、当たり前のことを聞かされているような。
3年間、どういうつもりで監督をしていたんだろう、選手の何を見ていたんだろうと思わずにいられない。突然、コーチ経験がないまま監督に抜擢され、大変だったと思うけれど。
昨季、打撃で結果の出ない菊池涼介と矢野雅哉が7番8番という、投手が3人いるようなオーダーが組まれ、チャンスで代打も出されなかったことがあった。
ちょっと不調だからと言って、選手をとっかえひっかえするのがいいこととは思わない。でも、あの力ないスイングを見て、動かなかったカープベンチ。
5月、「弱い姿が見受けられる」と謎の言葉を発して、小園海斗をスタメンから外した新井さんだったが、その言葉、そのままお返ししたかった。というより、弱い姿以前に、[勝つ気あるのかー!」という気持ちになったことが何度もあった。
このオフ、日ハムから巨人にFA移籍した松本剛。松本が首位打者になってブレイクした2022年は、新庄監督が日ハムの監督に就任した年。
「新庄さんがその時に全選手をフラットに見ますよ」と、メディアを通して選手たちに伝えたそうです。(「日刊スポーツ」)
その言葉が松本に、「やってやるぞ」と火をつけたとか。監督の言葉・姿勢の影響は大きい。
新井さんも就任時、「俺は好き嫌いで起用しない」と選手の前で公言した。でも、フラットな選手起用がされたとは言い難かった。
「結果を出した選手を使う」という今更ながらの3年目のお言葉に、ただいま絶賛自主トレ中の秋山翔吾は「その方針はありがたい。試合に出られる準備を整え、その気になってやりたい」。(「スポニチ」)
どれだけこの3年間、選手のモチベーションを下げていたんだろうと思う。
昨季、林晃汰が2試合連続ホームランを打っても、スタメンから外し、2軍降格させたことも忘れまじ。あのときだって思った。なんで結果を出してる選手を使わないの?って。
だからこそ、1月10日のブログに書いた、楽天の初代監督をつとめた田尾安志さんの「監督というのは選手やファンを幸せにするために存在するんだ」という言葉が響いたんです。
試合は生もの。そんな思ったとおりに事が運ぶ簡単な仕事ではないけれど。でも、ビジョンが、ビジョンがあらへ~ん。という3年でした(球団自体もな)。
3周まわってスタート地点に立ったような状況ですが。いや立ったかどうか、見続けないとまだわからないシーズン開幕まで、もう少し。
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