2017年10月23日

私が野球を見る理由

衆議院議員総選挙、終わりましたね。

勝つためには、人選が大切だったり、選ばれた人の日頃の姿勢を有権者はちゃんと見ていたり。応援していた人が当選したり落選したり、天候の影響を少なからず受けることもあったり。

まるで野球の試合のよう。

カープを応援する女の子たちを描いた石田敦子さんのマンガ、『球場ラヴァーズ 私が野球に行く理由(少年画報社)を初めて読んだとき、「さりげないけれど、これは名言」と感じたシーンがあります。



わけあって初めて球場に訪れた女子高生・実央(みお)が、カープファンのOL・勝子(しょうこ)、フリーアニメーターのみなみと出会う場面。

熱気でにぎわう応援席にやってきて、「他人のこと応援して楽しいですか。応援してどうなるわけじゃないのに。自分に関係ない人がやってる野球に必死になって」と、とまどう実央に、「人のことだから応援するのよ」「自分のことだったら自分が頑張るだけ」と答える勝子とみなみ。

「誰に頼まれたわけでもない。私が今、応援したいから応援する」

ゲームを見ながら一喜一憂してしまうけれど、それは他人に何かを託しているわけじゃないんです。自分には自分の人生がそれぞれありますし。どちらかが勝ち、どちらかが負けるのが勝負ごとですし。

でも、応援したくなる。だから応援する。胸のすくような言葉です。

ところで、当日の大雨が予想される投票前日、人気アトラクション並みの行列が出来ている、ある期日前投票の会場の様子をニュースで見ました。1時間待ちという状況に、投票するのを諦めて帰った人も少なからずいたとか。せっかくの機会、無念です。

投票は数日前に済ませていたので、これからもそうしたいと思いました。何ごとも準備は早め早めに、と。


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