2025年5月3日

入れ替えは投手だけって・・・ベンチは点を取る気がない


5月2日(金)、中日戦(マツダスタジアム)、対4。

開幕投手が連敗ストッパーとはならず、7連敗。そら、そうだ。森下暢仁はシャキッとしなかったが、投手は土台だが、野球は投手一人でするものじゃない。

今日の公示を見て、また失望。斉藤優汰を登録して、ドミンゲスが抹消。それはいいんです。

あれだけ点を取れてないのに、打線にテコ入れなし。磯村嘉孝らをまだベンチで温存。(今の磯村ってそんなに評価が高いの?)

小園海斗を1番にしてみたり、矢野雅哉を8番に下げてみたり、打順の入れ替えは試みるものの、結局は同じメンバー。これで大きな変化が起きると思っているんだろうか。まるで佐々岡さん譲りのやり方。

ホームに帰って、思い切った入れ替えが見られるかと思ったが、何も変わらなかった。

痛みはどうなった? 新井さんは思い切ったこと、できないタイプなのかな。徐々に変わりつつある選手の顔ぶれ。でも、まだまだもっとやれることあるはず。


なんだったんだ。と思うような森下6回4失点、勝利を髙橋宏斗に譲る。

立ち上がりは悪くないように見えた。ずっと見たかった坂倉将吾とのバッテリーが久しぶりに実現。

その坂倉が2回、1号ソロで先制! 続いてファビアンヒット、堂林翔太2塁打で、2点目! 

開幕から宏斗は大量失点もたびたび、防御率も4点台、成績がバラついていただけに、今日はチャンス!


と思った通りにはいかないのが野球なのね・・・。

3回、岡林勇希にフォア山本泰寛(阪神から戦力外のち、2024年から中日)、上林誠知ボスラーカリステ4連打で3失点

援護点をもらった直後の失点ほどがっくりくるものなし。いつもなら投げながら修正して、後半ギアを上げていくのが森下の持ち味なのに、5回、カリステのタイムリーで、2対4

しかもこの日、矢野雅哉より打席で粘った宏斗。6球、11球、10球と球数かさませた。


試合後、「ずっといい投球しているから。今日みたいな日もある」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

それは真実と思う。実際、そういうもの。山本由伸だって大量失点する日は年にわずかにある。今日がその日だっただけなのかもしれない。

でも、連敗ストップと、12回延長を2度経験した巨人戦の後、長いイニングを投げることが期待されていた日に、こんな感じになりました。

「1年目がピーク」説がまた鎮座する森下。えぇい、なにがメジャーに行きたいだ、こんなでオファー来る? また會澤翼とのバッテリーが復活させられてしまうぞ(やめてぇぇぇ)。森下はお金払って見たい選手の一人だったけど、もう見に行くのやめる! とさえ思った試合になった。


3回以降の打線も打線。数点とると安心するのかと思うほど、わりといつもそこで止まる。

打線の見どころは2回だけだった。7回、末包昇大フォア、ファビアンヒット、1塁2塁で堂林併殺。8回、フォアがらみで1塁2塁も、野間峻祥キャッチャーファウルフライ。

9回、3年目の斉藤優汰がプロ初登板。やっと会えたね。ランナー出したが、最後はカリステを併殺。よいデビューに。身長(189cm)のように、大きく育って。

ボスラーの打席で、斉藤がワイルドピッチ。坂倉が打球を見失って振り逃げされてしまうとシーンが。疲労のため集中力を欠いていたのか(それとも捕手としてのレベルが出たのか)、最後の打席でもそんな感じだった。初登板を楽しんでいる斎藤と対照的だった。背負うものも違うけど。


本日、小園はセカンドスタート。ショートは矢野、サードは羽月隆太郎。9回、菊池涼介がセカンドに着くと、小園はサード、ショートは二俣翔一。蓋をさせられたような気持ちにまたなる。

あくまでも小園にショートを守らせないのは何なんだろう。同時に、8回代打を出された矢野。それほど打撃が期待できない選手をスタメンで起用することにもモヤッとする。

しかし、連敗が続くと、カープに限らないが、どんよりとした空気が伝染します。そんな朱に交わっていないファビアンは3安打。

2番打者もだが、1番打者も不在なカープ。のびのびファビアンに1番で打ってもらったらどうだろう?