2018年5月19日

まさかあの野間さんが……

5月19日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。

カープの先発は大瀬良大地。大瀬良は1回と3回に1失点ずつ。3回を投げ終わった時点で75球と、前半は球数も多い。

対するヤクルトは、前回(5月5日)、完封されたブキャナン。さすがに今日は、前回のようにポンポン初球打ちであっけなくスリーアウトのオンパレード……ということはありませんでした。

3回裏、ツーアウトから、松山竜平がヒットで、鈴木誠也と新井貴浩がフォアで出塁。あっという間に満塁に。

その場面で、バットを短めに持った野間峻祥が登場。3球目をライナーのようにスタンドに。なんと満塁ホームランで4点奪取。一気に逆転。

野間、3年ぶりのホームランだそうです。次の打席では3塁打を放っていました。どうした野間?

入団以来、打撃では芽が出ていなかった感がありましたが、今シーズン、どうした野間。打点も現時点で10を越えています。

ビギナーズラック? いやいや、そんなものが続くほどプロの世界は簡単ではないですよね。プロの水に慣れ、ついに開眼したのか。トリプルスリーを狙える走攻守そろった逸材と嘱望された、2014年のドラフト1位。潜在能力が開花しつつあるのか、出会い頭のラッキーなのか、どなたか解説お願いします。



本日のヒーローインタビューは、さよう満塁ホームランの野間と、6勝目を挙げた大瀬良。大瀬良、調子がよくない中にも持ちこたえ、今日もクォリティスタートです。

野間はホームランの感触をたずねられて、「最高で〜っす! !」。

2年前、鈴木誠也から伝播しはじめた、このお立ち台での「最高で〜す」。ところで、ピッチャーで叫ぶ人はほとんどいませんね。ジョンソンのシャウトするような「最高でーーーす」が記憶にあるくらい。こちらも2016年。あれは可愛かったな。しかも、クリアな発音で。

野手なら誰でも「最高でーす」と言うわけではありませんが。新井さんや石原慶幸はいたって落ち着いていますし。

でも、投手に比べると、打者の方がお立ち台ではじけてる人は多そうですね。キャラクターにもよりますが。医者で言うと、内科医と外科医のように、カラーの違いをほんのり感じます。うむ。それぞれの役割がありますものね。その話はまた今度。



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