2020年9月7日

カープ投壊と呼ぶ前に


9月6日、DeNA戦(マツダスタジアム)。5対8。勝てません、カープ。

1回、先発の遠藤敦志が4つのフォアで1失点。野手のテンションが下がらないか、心配。そんなことで下がるようじゃ、プロと言えないけどね!

本日の捕手はあれ? 會澤翼。いつもコンビを組んでる坂倉将吾じゃない。打線的にも、もっと坂倉を見たいいのだが、あれあれ?

遠藤は、2回も先頭打者へのフォアを皮切りに1点追加され、0対2。

そんな2回裏、久しぶりに鈴木誠也のホームランが出て、1対2。

3回、雨のため一時中断。しばらくたって見たら、さらに2点追加され、遠藤はもうマウンドを降りていました。

3試合続けて、先発が3回で降板するとは。たまたまが重なったとは言え、けっこう異常事態。わりと安定していた方の3人なだけに、うーむ。


それでも4回、松山竜平と田中広輔のタイムリーで、3対4と1点差に迫る。

5回には、長野久義の2ランで、5対4と逆転。負けっぱなしに慣れてきたこの頃、いやいや、まだいけるかもと、つかのまの喜びが。

しかし、6回、回またぎのケナム誠が2失点、7回は島内颯太郎が2失点で、8対5。

こんな状況で、9回には勝ちパターンの塹江敦哉を出すとは。なんかもう、継投がめちゃくちゃのごちゃまぜです。

「投手が全て。この3試合、投手陣は何点取られているのか」と怒りをあらわにしていたという佐々岡監督。(「日刊スポーツ」)

投手出身だけに、投手への批判が目につく佐々岡監督(野手のことはよくわからないからなのか何なのか知らないけれど)。聞いてて気持ちがいいものではない。


大瀬良大地も登録抹消で3軍へ。でも、5日の大瀬良の投球を見て、コンディション不良を感じたファンも少なくないはず。近くにいる監督やコーチは何を見ていたのかと思う。

リリーフ陣の起用も、もっと選手の特性(現状)を見てタイミングや順番を工夫すれば、酷使(疲労)を防げ、それが少ない失点につながるであろうに、自分の采配を棚にあげて選手に怒りをぶつけるとは。

自分のこと(自分のやってること)、わかってないんだろうな。逆にこちらが怒りをあらわにしたいです。

もちろん選手には、与えられたチャンスの中で、プロとして仕事をまっとうしてほしいです。

でも、選手へのリスペクトを感じないような無作法な起用を続けられたら、選手もファンもたまったものではないです。


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