10月30日、中日戦(ナゴヤドーム)。3対17で、数字上は大勝。
カープ先発・床田寛樹は、3回まで連続三者凡退。ストライク先行で今日の床田は気持ちいい。でも、よすぎると、途中に何か起こりそうな予感も。
鈴木誠也がスタメンを外れる。この終盤に来てやっと、ベンチが動いた。変化をもたらした。松山竜平と田中広輔は相も変わらずいるけれど。
1回、ロドリゲスのボークで、カープ1点先制。2回、坂倉将吾がデッドボールで出塁、けん制球の悪送球、木下拓哉のパスボールで3塁に。ここで松山のタイムリーが出て、1点。
序盤に2点先制したが、いずれも中日の乱調によるもの。いたって控えめ。乱調につけいるほどのパワーや粘り強さは感じられない。
3回にはロドリゲスが三者凡退。4回にはデッドボールとフォアを与えるも、カープは併殺に終わる。これではロドリゲスが生き返ってしまうではないか。
快投していた床田が4回、3者連続でボール先行に。なにやら不穏な予感は的中。阿部寿樹に2ランを打たれ、2対2と同点に追いつかれる。
5回の床田、またもボール先行。ワイルドピッチも交え、マルティネスにタイムリーを浴び、2対3と逆転される。
あのガス欠のようなカープの攻撃では、追いつかれることは想定内。
しかし、床田は6回、再びストライク先行に戻り、無失点。
7回、谷元圭介から松山ヒット、菊池涼介フォア、床田に代えて鈴木誠也が。ここで鈴木、ふっきれたようにタイムリーで、3対3の同点に。
もっと早く鈴木に切り替えるチャンスを与えてあげられていたらよかったのに。
続いて、大森穂が2点タイムリーで、5対3と逆転。田中の犠牲フライも出て、6対3に。床田に勝ち星のチャンスが転がり込んだ。
8回、堂林翔太の2ラン、鈴木誠也の2ランで4点追加。9回には、堂林の犠牲フライ、三好の犠牲フライ、大盛の2点タイムリー、田中の3ランで7点追加。
7回は菊池保則、8回は中村恭平、9回は田中法彦が抑えて、17対3で終える。
8回9回は、カープ打線の強力さを見せつけられたというより、中日が乱れた結果のように思え、ワッショイワッショイという気持ちにはならなかった。
それでも、床田に勝ちがついた。大盛が決勝打を決めた。これは嬉しい出来事でした。
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