2021年1月24日

オフシーズンの 魅力減り減り テレビ制作(一句)


オフシーズンの数少ない楽しみが、プロ野球選手のテレビ出演。

でしたが、コロナ禍の影響でいささか縮小気味。

毎年恒例の「プロ野球No.1決定戦! バトルスタジアム」(1月10日放送)もでしたが、1月23日に放送された「ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」の「プロ野球ぶっちゃけ祭り!」も、またしかり。

登場した選手はグッと少なく、秋山翔吾(MLB/レッズ)、井納翔一(巨人)、秋山拓巳(阪神)、伊藤裕季也(DeNA)、坂本裕哉(DeNA)、上沢直之(ハム)の6名。

このご時勢ですから、それで全然いいと思うんです。

ただ、過去に放送された名場面(というほどかどうか)の使いまわしも多々ありで、「プロ野球珍プレー好プレー大賞」に近づいていた(この年末は、珍プレー好プレー、見るのやめました)。

出演者が少ないなら少ないなりに、せっかく来てくれた選手たちの話、もっとじっくり聞かせてほしかった。それが「ぶっちゃけ」の一番の魅力なのにさ。


そんなことを思っていたとき、たまたまネットで目にして読んだ、元中日の亀澤恭平の記事がよかった(「Full-Count」)。

2015年、ソフトバンクから中日へとやってきて、5年間在籍(現在は、沖縄初のプロ野球チーム・琉球ブルーオーシャンズに在籍)。

びのびしたソフトバンクとは雰囲気の違うチームカラー。世間的には「中日は暗い」というイメージもあったが、実際に過ごしてみると・・・。

「暗いというか、淡々と野球をするのがチームカラーなんだと。闘志を内に秘めて戦っている感じを受けました」と、亀澤。

亀澤は、明るいパフォーマンスやァンサービスで、自分のカラーを出し、徐々にチームの雰囲気を少しずつ変えていく。

2018年に移籍してきた松坂大輔の存在も大きかったようだ。率先してファンサービスに時間を割く松坂の姿は若手の手本となったそうで、「いい意味で、新しい雰囲気の中日になってきたのかな」と、亀澤は語る。


そのチームにいないとわからない、話せない話。

こういうのはテレビ向きではないかもしれないけれど、こういう話、それこそいっぱい聞きたい。

「プロ野球とプロ野球選手の魅力を伝えたい」という番組の姿勢がしっかりしていれば、出演者が少なくても、工夫して番組を作れると思うんだけど。

もともとこの番組は、ゲスト以外のパネラーが賑やかだったりするので、そういう志向はないのかもしれないけれど。

余興に期待するより、やっぱりペナントレースだ。もうすぐ始まるキャンプが待ち遠しくなってきました。


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