2021年2月6日

岡田明丈、秘密兵器のまま終わるのか。岡田出てこい、出てこいオ・カ・ダ!


キャンプが始まって立て続けに、安仁屋宗八さんと北別府学さん、カープOBのお二人が、岡田明丈について触れていた。

岡田は中継ぎより先発の方が持ち味を発揮できる、と安仁屋さん。

「球自体は球威もスピードもあり、素晴らしいものを持っている。これはだれかに教えてもらって身につけられるものではない。持って生まれた天性だ」(「デイリースポーツ」2月2日)

投手陣のキーマンとして、岡田の名前を挙げた北別府さん。

「安定した成績を残すには、やはり投手力が必要。その投手陣の底上げを図るうえで欠かせないのはだれか。私が注目しているのは岡田だ」(「デイリースポーツ」2月4日)

2年前、テレビ番組で、カープOBの写真を見せられ、北別府さんの名前を即答できなかった岡田なのに。北別府さん、ありがとう、ありがとう存じます。


岡田の復活を待つファンとしては、嬉しいお二人のお言葉。ほかにも過去、岡田を評価してくれた方たちの忘れがたき言葉がありました。

数年前、野球中継で、解説の槙原寛己さんが「菅野智之と投げあうところを見たいですねぇ」と。

3年前、宮本慎也さんは、今年、注目する選手として岡田の名前を挙げ、「15勝行けます」と。

三浦大輔さんも、「将来、カープの投手陣をひっぱる存在になる」と。

2020年、1軍での出場がなかった岡田。秘密兵器のまま終わってしまうのか(いや、秘密兵器て。1年目からローテーションに入って日本シリーズでも好投してますて。2017年には12勝してますて)。


安仁屋さんは先ほどの記事で、「練習への取り組みも熱心で努力家。あと彼に足りないのは気持ち。優しすぎる。人を押しのけてでも自分がやるんだという強い気持ちで臨んでほしい」とも。

いまや、カープ一番の、いや球界を代表する負けず嫌いと呼んでもいい森下暢仁。そんな森下も、もともと強気なタイプだったわけではなかったようだ(もちろん素養はあったろうけど)。

明治大学野球部時代、主将に任命されたことで、徐々に優しさからくる弱さを克服していったという。そんな森下の成長秘話を、当時、監督だった善波達也さんが語っていたのを聞いたことがあります。

立場が人を変える。と、改めて感じさせてくれるエピソード。

置かれている状況は違うが、岡田も変わる可能性も、なくは、ない。

私も先発の岡田が見たい。あのバスン!とした球を、一軍のマウンドで見たい。でもって、飄々と可愛いヒーローインタビューが見たいのじゃー。


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