2022年8月9日

カープに足りないワクワク、完封の森下が注入!


8月9日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対0。

「長いイニングを投げて勝ちたい」と言っていた森下暢仁、宣言通りの完封勝ち。よっしゃー。

3回、野間峻祥の3塁打、菊池涼介のタイムリーゴロで1点先制。も、その後、追加点の音沙汰なし。1点差は負けに等しいカープ。1点を守り抜いても、リリーフにポーンと行かれては元も子もなし。

しかし、今日は「球数少なく」の懸案事項をクリア。気がついたら、8回86球。これは完投できそうです。


しかも、8回ウラ、秋山翔吾がサンタナの後逸の間に3塁到達。西川龍馬タイムリーで、森下を少しラクにさせる待望の追加点。代走の曽根海成がけん制飛び出しでアウトになったのはいただけなかったが。

9回、今日3安打されていた村上宗隆を空振り三振でフィニッシュ、104球で投了。カード頭にふさわしい、期待以上の仕事。

オールスターで高津監督が緊急招集の森下に2イニング投げさせたこと、忘れまじ、ですよ。森下は引きずっていないが、まだ言うか? あぁ、言うさ。

2015年のオールスターでパ・リーグの監督をつとめた工藤さんの試合終了後のコメント、「誰ひとりとしてケガなく、チームに返すことができて、ほっとしています」は、今まで聞いたことのないもので、感動しました。

高津監督が他チームとはいえ大事な選手を雑に扱ったこと、忘れませんて。しかし、森下は心身ともにタフなところを見せてくれた。


森下もリーグトップのイニング数を投げていて、疲れもたまっているだろう。「勝ちたい」と思う気持ちはあっても、どうにかできる世界じゃない。

でも、勝ちに持っていくことができる心技体が森下にはある。

それを思うと、大瀬良は自分をコントロールできる心身の状況に今ないんじゃないかと心配。次回の投球を見て、今度こそ判断してほしい。


ヒーローインタビューの森下、「9回、めちゃくちゃワクワクしました」はよかった。カープに足りない「ワクワク」。選手のそういうとこ、もっと見たい。

「一度、いいピッチングをしたら、次続かないと思われているかもしれないですけど、これからしっかりと続けられるようにがんばります」と自虐ネタで笑わせ(誠也仕込か)、投球もヒロインも今日は余裕と強い意志を感じた。
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