2022年9月7日

勝ち逃げたけど、取りこぼしもいっぱい


9月6日、中日戦(バンテリンドーム)、2対

柳裕也が降格前の大瀬良大地のようになっていた。3回途中4失点で降板。

柳専(柳専門、略してヤナセン)として1番に起用された堂林翔太。相性というのはかくもドはまりするものか。2塁打、フォア、ヒットと、柳が投げている間(だけ)は、お仕事発揮。

1回、菊池涼介がバントで送って、堂林3塁というチャンスで、秋山翔吾がセカンドファウルフライだったときには、ずっこけ効果音が頭の中を流れた。

が、3回、秋山が先制の3ラン! この落差。野球って、おもしろい。その後、柳のフィルダーズチョイスで、もう1点。

「彼は昔の彼ならず」と昔、英語の時間に習った例文があったけど、不調の柳相手とは言え、4点とった。


4回、柳からさらなる満塁のチャンスを作って、柳から根尾昂に交代、抑えられる。 うーん。

回またぎした根尾から、5回、またも満塁のチャンス作って、九里亜蓮が併殺。いっそ何もしないでほしかったという結末に。宇都宮での巨人戦、遠藤淳志の打席を思い出す(あれは遠藤を引っ張ったベンチの失策だけど)。

こんな、2度の、満塁のチャンスを、台無しに。これは流れが中日に行ってしまっても仕方ない。援護点をもらった後の九里も要注意です。


4回、阿部寿樹の2ランで2点差と迫られる。

カープ打線、3回以降は得点なし。6回以降、ヒットは代打・矢野雅哉だけ(矢野、がんばってる)。

それでも、カープも中日に追加点を与えなかった。九里、6回途中2失点と、先発の仕事をした。

ターリーがワンポイントリリーフを決め、8回、矢崎拓也がフォアに暴投とにぎにぎしかったが抑え、9回、栗林良吏はやっとやっと愛する地元・バンテリンドームのマウンドに立てた。


ともに3連勝して迎えた対戦。CSに首の皮1枚つながっているカープと、そこからは後退している中日とではカープの方がモチベーションが高いはずなのだが、取りこぼしているところがいっぱい。なんとか勝ち逃げてよかったという試合。

それでも、森下暢仁をカード頭から外し、CS奪取のためローテ再編してきた。ベンチのやる気が・・・悪い方向に出ませんように。

今日はドラ2の森翔平がプロ初先発。なんとなく優等生的なイメージの森(勝手なイメージ)。すでにリリーフで実践向きの度胸と投球をバシバシ見せてポジション確立してきたドラ5の松本竜也のように、いい投球してほしい。打線も支えて、な。
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