2022年10月30日

オリックスの守り勝つ野球に長打のロマンがあれば


10月29日、日本シリーズ第6戦(神宮球場)、オリックスが0対3でヤクルトに完封勝ち。日本一に王手。

第5戦の吉田正尚のサヨナラ2ランがチームに流れを引き寄せたか?と思うほど(このままオリックスが勝ちきったら、MVPは吉田)。

あのときは自然と小躍りした。野球を見ていて、歓声あげたり思わず拍手はあるけれど、小躍りしたのは初めて。ズンチャッチャ。あぁ、楽しい。

しかし、ヤクルトファンにとってはつまらない試合になった。1回、先頭打者の塩見泰隆がヒット。ま~たか~。と思ったが、この試合、ヤクルトのヒットはこの1本だけとなった。


両チームとも好守備頻発。とくに3回ウラ、オスナのフェンスギリギリのセンターフライ。やられたと思ったが、中川圭太がジャンピングキャーッチ。素晴らしい。

6回ウラ、青木宣親の打球をベテラン・安達了一が逆シングルで取って、ジャンピングスローしたのも素敵だった。で、ここでも出た、守備陣のガッツポーズ。

第5戦、ライト前ヒットを好返球して本塁封殺した杉本裕太郎がガッツポーズしていた。どちらもガッツポーズに値するプレー。

でも、守備陣のは見たことなかったので、驚いた。菊池涼介がガッツポーズとか、ないない。これはオリックスのカルチャーなのか。ガッツポーズカルチャーなのか。


6回、杉本のタイムリーでオリックス先制。やっと点が入った。しかし、そのあと満塁のチャンスも残塁。オリックス、なかなかスカッとはいかない。

先発の山﨑福也、5回無失点、70球と余裕のあるところで(今日もバント上手かった)、宇田川優希にスイッチ。第4戦のように、この1点を守り抜く水面ギリギリ緊張態勢に入る。

カープの「先発はなるべく長く」を見慣れすぎたか、4回や5回で先発を降板させる中嶋監督に、短期決戦とはいえ、「え、もう?」という気持ちに。

第4戦で回またぎした宇田川と山﨑は翌日ベンチから外し、2日間の休養を与えたが、第8戦もないとは言えません。


勢いつかんで有利に見えるオリックス。でも、このままヤクルトが行くのではと思われた第5戦、最後の最後に吉田が引っくり返した。何が起こるか、わかりません。

宮城大弥は神宮で投げるのは初めて。第8戦にまで持ち込まれたとき、リリーフ陣の疲労が出てこないか、心配です。

それにしても、オリックスのリリーフ陣、すごい。ソフトバンクと巨人の日本シリーズでもパ・リーグの投手の球の速さ・強さにレベルの違いを感じたが、とくに山﨑颯一郎、昨年より身体も大きくなって、球が強くなって、びっくりです。

セ・リーグにも、阪神や中日、DeNAなど、素晴らしいリリーフ陣はいるが、宇田川、山﨑、ワゲスパックと160km近くを投げてくる投手のオンパレードに、セとパの違いがまざまざ。

打線に迫力を欠くオリックスだが、守り勝つ野球とはこういうことなのか。これに長打が加われば。と、思うのは高望みか。
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