2月23日、楽天との練習試合、0対1で完封負け。
練習試合とオープン戦は調整段階。結果は鵜呑みにしない。と言いつつも、完封負けしたら、プハ〜。
野球は勝つときも負けるときもあるゲーム。長い目で見て、一揆一優するな。エラーすることも時にはある。と思いつつも、パ・リーグのチーム相手に2連敗。フッ。
変わらないね、やらかしてるねと自虐の失笑。この既視感たるや。
いけないわ~。ここ数年で、点がとれないこと、パに勝てないことに慣れすぎてしまってる。
しかし、既視感とは、一度も見たり聞いたり体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることらしい。言葉の使い方、間違ってました。何回も経験しとりますわ!
病気の治療をするとき、「プラセボ効果はバカにできない」という話を聞いたことがある。私もそう思います。
同じ治療をするなら、いいかも?と実感の持てる治療(薬)を選ぶこと、前向きな気持ちになれる=信頼できる病院や医師を選択することは大事と思う。
で、患者本人がプラセボ効果を大事にすると同時に、周囲の人間(家族)もそうするのがいいと聞いて、なるほどと思った。
本人がよくなりたいと思っているのに、「どうせダメかもしれない」と周囲が思っていると、それは患者本人にも伝わる。
完治しない病気だとしても、まわりが「少しでもよくなるよ」って気持ちで接してくれた方が、自然治癒力も高まるってもんだ。
そのことを、昨年、カープの試合を見ながら思い出した。
選手はもちろんのこと、「どうせダメだ。また負ける~」とファンまであきらめてしまったら、空気は変わらないまんまだな、と。かつてのダメ虎みたいに。
「今年は優勝するから」と、王貞治さんは確信もってるかのように言ってました。ソフトバンクファンのカンニング竹山さんは、藤本監督に会ったとき、「去年は申し訳なかった、今年は絶対間違いないから」と言われたという。
こういうのを聞くと、常勝チームとカープとの違い、感じます。
松田オーナーは、新井さんが監督1年目ということもあるけれど、「ひょっとしたら、ひょっとする」なんて、優勝できたら儲けものみたいなスタンスなんだもの(「Full-Count」)。
カープには「絶対優勝する」という前提が球団にないもの。補強もしないし。
「優勝したい」と口にする選手はいるけれど、そういう球団の姿勢って、選手にも伝わるんじゃないだろうか。選手にはそんなの跳ね飛ばしてほしいです。