開幕まであと5日、一喜一憂の日々が始まる(もう始まってる)。3月26日、オープン戦最終日、8対3でソフトバンクに勝って終える。
玉村昇悟が5回1安打無失点、開幕ローテつかみました。
デビューしたときから球の出所がわかりづらいと言われていた玉村。こういうちょっと特徴ある選手がローテに入るのはとってもいいとかねてから思っていたので、やったぜ、玉村。手放すんじゃないよ。
昨オフは、自ら望んで、ソフトバンクのサウスポー・和田毅と自主トレ。
和田から学んだものは多かったけど、そこから得たものを生かそうとして、しっくりこなかったこともあったようだ。
「人の感覚を入れるより自分の感覚でやった方がいいのかなと思って」と、今オフは、ひとりで自主トレ。
自分の頭で考えることを選んだ玉村、とってもいいと思ったのだ。
所属チーム以外の選手との自主トレは珍しくない昨今。
中日の髙橋宏斗も、オリックスの山本由伸と自主トレ。今季から山本が取り組んでいる左足をあげないフォームまでも真似して試していて、立浪監督に戻すよう忠告されていた。
立浪監督は「今の選手は、すぐにいい選手のところへ行ってアドバイスを求めたがる」と苦言を呈していたが。高橋はストレートすぎたかもしれないが。
でも、高橋と山本は抜きん出たものがあるプレーヤー。アプローチしたのは高橋だが、呼び合うものを感じるのだ。
WBCでは最年少ながら、素晴らしい投げっぷり見せていた高橋。チームに戻った高橋の会見を動画で見たが、自分の立ち位置もわかっているし、浮ついたところもなく、しっかり話していて、驚きました。
石原貴規は2年連続でソフトバンクの甲斐拓也と自主トレ。トッププレーヤーから学びたいのはわかる。
でもなんだろう。石原の場合、自分で考える前に、甲斐から吸収できることを手っ取り早く吸収したいと思っているように感じてしまうのだ。自分で考えてるかー、って。
だからこそ、玉村、いいぞと思ったのだ。
ソフトバンクの藤本監督は、オープン戦で結果を出せなかった三森大貴、甲斐野央ら5人に2軍降格を告げた。
レギュラークラスの選手もサパッと降格。こういう入れ替えはファームの選手のモチベーションも上がる、チームがぎらつく。
新井さんも、頼みますよー。