2023年6月7日

素晴らしき菊池の壁、なんとかならんのか新井の壁


6月7日、日ハム戦(エスコンフィールド)、0対1。
勝ち越し! 完封リレーで、九里5勝目。

加藤貴之からそう簡単には点を取れないだろうと思っていたら、ほんとうにその通りに。

昨年5月31日の対戦でも、加藤は6回無失点(チャンスで打席が回ってきたため、6回で降板)。そのうえ球数少なかった。

その日は床田寛樹がキレッキレの投球をしていて、8回裏、ようやく1点が入り、1対0でカープが勝った。


今日の九里亜蓮もキレッキレ。1点差で完封勝ちなところも同じ。7回無失点。打たれたヒットは3回の2本だけ。

その3回。伏見寅威にデッドボール、江越大賀と加藤豪将ヒットで、1アウト満塁。危うしだったが、松本剛と万波中正をファウルフライとショートゴロに打ち取った。

チャンスの場面でいい打者が出てきて、それで打つときもあれば、凡退に終ることもある。それはカープにも、どのチームにも起こること。いつでも互いに裏表にある状況。

でも、その紙一重のところで、勝つか負けるか。オリックスとソフトバンクと対戦して、「差は感じなかった」と新井さんは言ったが、紙一重の理由がちゃんとあるはずだ。


5回、坂倉将吾が5号ソロ! 結局、この日、両チームとも得点はこの坂倉の1点だけ。それ以外、カープのヒットは松山竜平と西川龍馬の2本だけ。

1点で勝とうと思うのは虫のいい話だが、今日は、九里、ターリー、矢崎拓也が点を与えなかった。

6回と8回には、いつものごとく菊池涼介の好守備。この打球が抜けていたら景色が変わっていたかも。菊池の壁が九里を助けた。

9回、最後の最後、3塁の万波をホームに帰すかどうかという、上川畑大悟のショートへの瀬戸際の打球を、矢野雅哉が目いっぱいに送球、目いっぱいに受けた韮澤雄也のプレーもよかった。


しかし、相変わらず競争の少ない、新井さんに選ばれし選手たちが多いカープベンチにテンションは低めです。いや、監督だから選手を選ぶのは当たり前。アハハ~(かわいた笑い)。

末包昇大や小園海斗、中村貴浩らの1軍登用にふたをするかのような新井さんの壁、なんとか壊せないものか。

黒田さん、「おまえ、ちょっと偏ってるぞ」「おかしいぞ」って、ひとこと言ってくれないかな・・・。
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