2023年6月6日

栗林、3年目にやっとプロ初勝利の贈り物


6月6日、日ハム戦(エスコンフィールド)、2対3。
栗林良吏、3年目にしてやっと授かりました、プロ初勝利。

試合前、交流戦1位タイだった日ハム。対戦相手はどこだったんだ?と見ると、巨人とヤクルト(ハハ~ン、そういうことか)。

こちとら、オリックスとソフトバンクという山場を終えたあと(負け越しで)。高地トレーニングから里へ戻り、少しはラクに呼吸できるでしょうか。

しかし、入れ替えは、中村貴浩と野間峻祥だけ。え、これだけ? やっぱりテコ入れなし

今週は北海道と千葉。途中、ファームから誰かを呼び寄せることはないだろう。あー、またこのメンバーを見続けるのかと、めちゃめちゃ低いテンションで見始める。


開幕から大瀬良大地とバッテリーを組んでいた坂倉将吾の名前がスタメンにない。今日は會澤翼。この日が週に一度は割り当てられる會澤の重役出勤の日とすると、週末、森下暢仁と坂倉のコンビ復活が見られるか?(キラ~ン)

でも、打撃が上向いてきた坂倉をDHにしてほしいくらいなんだが。

昨年、ソフトバンクに大敗3連敗したとき、これはプロアマ交流戦かと思ったものだ。

今年は今年で、磯村嘉孝DHとか、曽根海成スタメンとか、これはオープン戦なのか、みたいなオーダー。新井さんご乱心かと思いました(そうでなくとも昔の同僚を珍重しているのは立派にご乱心と思いますが)。


2回、マクブルームヒット、西川龍馬フォアで、ノーアウト1塁2塁。ここで上本がバントし損ね、堂林翔太はフライを打ち上げ、進塁させられない人たちにまたテンション下がる(會澤は空振り三振)。

3回、大瀬良は松本剛に2ラン打たれたが、4回5回6回、得点圏にランナーを置くも粘った。そこは頑張った。が、今日は球数かさんだ。

4回、西川、上本、堂林の連続ヒットで1点返すが、會澤は力ないゴロ。もう一押しはできず。

上本ヒットのとき、3塁ベースを蹴った西川を止めた小窪コーチ、またしても。小窪(呼び捨てにしたくなる)に交代を告げてほしい。


7回、1点ビハインドで、栗林。加藤豪将にヒット1本打たれたが(スイング、強い!)、無失点で踏ん張った。

でも素人の私が見ても、フォームのバランスが今までと違っていて、下半身に力がない感じ。まだ無理をしているのではないかと心配です。

8回、宮西尚生が出てきた。うわ~。なのだが、秋山翔吾がヒット、マクブルームがよく粘ってフォア、ここで代走・曽根。そう、曽根はこういうとこで(ホームを踏む男、曽根)。

西川のタイムリーで同点に。しびれた。ここで宮西を引きずりおろした。これは大きい。

そして、代打・松山竜平が控えているのに、右の玉井大翔を出してきた新庄剛志監督。ありがとう。

松山、渋いライン際のレフト前ヒットで、曽根、帰ってきた、2対3、勝ち越し


先制した日ハム打線はだんだん元気がなくなってきて、いつかのカープを見ているよう。

8回は島内颯太郎がズドンと抑えた。島内が他チームからも欲しがられる存在になってきた。

9回は矢崎拓也が三者凡退。12球団見渡して、矢崎のような雰囲気をもった選手はいない。なんか独特。今日はケンカ(勝負)に勝ちましたよー。

島内・矢崎リレーはお家芸の域に近づきつつあるような。


ヒーローインタビューは勝ち越しタイムリーの松山かと思いきや、栗林でした。

「(プロ初勝利)めちゃめちゃ嬉しいです」の言葉を聞いて、こっちも嬉しかった。

今まで、ちっとも味方の援護なく、白星とは無縁だった栗林にようやくの贈り物。

このカードは勝ち越したい。