5月11日、中日戦(マツダスタジアム)、0対4。中日に完封負け、に逆戻り。
5月8日の阪神戦から俄然見る気が起きてきたスタメンでしたが、今日、その気が削がれました。
勝った試合のスタメンを平気で変えて台無しにするのはカープベンチの十八番でしたが、2番・野間峻祥、6番・坂倉将吾と、微妙に入れ替えてきた。スタメンマスクは會澤翼。
中村健人は長打も期待できるし、二俣翔一も出塁しようという意欲を見せていた。昨日、スタメンマスクの石原貴規は2安打していた。
柳裕也との相性などベンチなりに考えたオーダーなのかもしれませんが、またベンチが流れを止めにきたなと思った。
その前に、大盛穂が1軍に合流したと聞いたときから、あぁ、またそっちの方向に来たかと思った(降格したのは久保修)。
2軍選手との入れ替えは随時あるものだし、あった方がいい。ただ、大盛の力ないスイングを思い出し、沈み込む。
もし、昨日と同じスタメンで戦ったらどうだったかなんて、比較実験はできない。負けてたかもしれない。
それで上手く行かなかったとき、選手を入れ替えてみようというなら納得もするけれど、いい流れをわざわざ断ち切るベンチの所業。下手うつところをまた見せられた気持ちになった。
結局は、変えたくないんだな。もとのところに落ち着こうとするんだな。せっかくいいムードで来てたのに。あのまま行けば、「新しい景色が見えるかも」って気分になっていたのに。
今日、柳裕也からヒットを打ったのは、4番・小園海斗と、5番・末包昇大だけ。
2回、二人の連打で、ノーアウト2塁1塁。で、坂倉は走者が身動きできない浅いライトフライ。矢野雅哉は併殺で3アウト。
チャンスはここだけ。今の坂倉で6番は弱いなと思っていた結果に。でも、ストッパーは坂倉というより、坂倉を選んだカープベンチだ。
昨日は、球場にいるわけでもないのに、チャンステーマでは思わず体が小躍りするくらい、応援していて楽しかった。今日はそれからほど遠く、なんだか終始上の空になっていた。
九里亜蓮は6回2失点。6回、中田翔の2点タイムリーを浴びただけ。援護はゼロ。わざわざ勝ってるスタメンに手を入れて、また九里への嫌がらせかと思いました。
開幕からローテ再編してはいますが、エース(=カープキラー)と対戦せねばならないなんて、開幕投手なんてやるもんじゃないなという気持ちにさえさせられる。早く九里の開幕を見たい。
ペナントレースは勝ったり負けたりしながら戦うもの。いつまでも連勝は続かないのはわかってる。
でも、こんなわざわざ体温を下げるようなやり方。またしても、ベンチに冷や水かけられた気がした。