2024年8月7日

1点を守るより、1点をとらないと勝てない。小園逆転打で最高潮も、延長12回引き分け


8月7日(水)、巨人戦(東京ドーム)、延長12回引き分け、3対

カープ、久方ぶりの大残業デー。4時間半かかった。

昨日、投球ともどもヒーローインタビューが素晴らしかったアドゥワ誠。ただひとつ気になったのは、今日のゲームについて、「床田さんなんで、ほぼほぼ勝てると思うので」と言ったところ。

あのな。そういうこと簡単に言うたらあかんの。それこそ、あんた言うてはったやんか。野球は「個人競技じゃないんで」て。


床田、7回2失点なのに、あぁ、もうあかんという気にさせられる、巨人先発グリフィン、7回まで12三振。

カープのオーダーを右左病と揶揄したことは数知れず(最近は左投手に右打者ばかり、右投手に左打者ばかりと極端なことはやらなくなったけど)。

今日に限っては、左のグリフィンに、右の堂林翔太が3安打、菊池涼介が3安打と当たっていた(頼みの末包昇大はノーヒット、涙)。


それでも、そのまま終わらなかった。8回、菊池が内野安打で出塁。代打・石原貴規は併殺崩れ、あ〜。となったところに、今日全然グリフィンに合ってなかった秋山翔吾がセンター前ヒット!

続いて、野間峻祥もセンター前へタイムリー! 2対1に

1アウト1塁3塁で、グリフィンをマウンドから引きすり下ろし、右のケラーに。野間に代走・羽月隆太郎。カープのスイッチ入りました。

ここで、猛打賞の堂林。フォアゲットで満塁、よっしゃー。

この大得点圏で小園が2点タイムリー! 2対3と逆転。ここは最高の見せ場だった。床田に勝ち投手の権利が!


で〜も〜。1点リードでそれはおこがましいというか、おめでたいというか。結局、そういうことになってしまった。

ここでもう一押しできればよかったけれど、末包空振り三振。坂倉打って再び満塁も、途中出場の二俣翔一は空振り三振。

8回、島内颯太郎。門脇誠にフォアを与えたのが響いた。門脇、2盗。2アウト2塁で、左の丸佳浩に、左の塹江敦哉をぶつけるも、同点タイムリーを打たれてしまった。

悔しい。でも、1点を守るより、1点をとる野球をしないと勝てない。


9回、巨人は大勢。みごとな三者連続空振り三振。でも、9回引き分けで栗林良吏を出さなかったカープ。このとき、今日はカープ、もしかしたら行けるかも、と思った(思いたかった)。

9回ウラ、右打者が続く巨人打線に、右に強い森浦大輔をぶつけて、無失点。

10回、途中出場の大盛穂。打撃は期待できないわ〜。と思っていたら、打った! (すみませんでした!) そして、2塁狙ってタッチアウト。ゴーン。

10回はハーンが無失点。

11回、フォア出塁の坂倉将吾が、二俣のバントで2塁へ進塁するも、3塁でタッチアウト。涙の走塁続き。


11回ウラ、栗林がクリーンアップを抑える。このあたりから、せめて同点で終わってという気持ちになる。それはすなわち、点をとれる気配がないということ。

12回、またも菊池がヒット。代打。上本崇司がバントで送って、秋山申告敬遠で、1アウト1塁2塁。ここで、代打・松山竜平という期待値低めのシーン。以下省略で、カープの勝ちはなくなった。

12回ウラ、黒原拓未が最後、丸を抑えて、3アウト。最低限の結果に。

でも、カープのリリーフ陣はおすすめできるなと思いました。あ〜、逆転した後、同点にされてこんなことを言うのはなんですけれど。

明日は、大瀬良大地と戸郷翔征。ノーヒットノーラン対決。でも、ロースコアゲームになるとは限らない。何が起こるかわからないのが野球。明日はどっちだ。
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