2024年10月25日

もう契約更改始まってた、 第2次戦力外通告どうなった?


契約更改が始まっていた。もしかしてカープ、12球団で一番早い?

10月25日、中村奨成が750万円から50万円プラスの800万円でサイン。(「中国新聞」)

10月24日、磯村嘉孝と中村健人から契約更改がスタート。25日は中村奨成、長谷部銀次、高橋昂也、韮澤雄也。


「奨成が契約更改」と聞いて、一瞬、現役ドラフト免れた!と思ったが(健斗や昂也も)、それはまた別の話でしたね。

ともあれ、この選手たちが来季もプロ野球選手であることは確認できました(長谷部にはそんなことは思いませんでしたが。韮沢も?)。

契約更改って、第2次戦力外通告より早く始まるものだったかという印象。というか、第2次を待っているのに発表がないから、契約更改を早く感じたのかもしれません。

第2次戦力外通告の期間は、CS全日程終了翌日から日本シリーズ終了翌日まで。今のところ、第2次を発表したのは、DeNAと日ハム。

昨日のドラフト会議で、カープの指名人数が5人(育成が3人)と少なめだったことがすごく気になっている。その分、戦力外の選手を少なくするのではと。


リーグ最終戦後のセレモニーで、新井さんはこう言った(何度でも再録)。

「来シーズンは様々なことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない。変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」

あの緊迫した声と表情は、フライングだったのかと思わずにいられない(監督に就任した秋季キャンプでの「俺は好き嫌いで起用しない」発言に続き)。

その後のカープは緩んだいつもの空気。まさかこのまま第2次の発表なしってこと、ないですよね? 入れ替えはー。

新井さんが何かを働きかけようとしても、球団が(オーナーが)動かないだけの話かもしれないが、どうなってるんだろう。


昨日、1位指名を受けた青学の佐々木泰。

会見で、「広島カープの印象は?」という問いに、「若い方からベテランの方まで本当にすごく実力のある選手の人たちが多くいるイメージで、早くその中で野球がしたいという気持ちでいっぱいです」と答えていた。(「RCC」)

さすが、青学野球部の主将をつとめていただけあって、素晴らしい。カープに恥をかかせない表現をありがとう。

でも、「若くて実力がある選手」で文句なしに名前が出てくるのは、野手では小園海斗くらい。矢野雅哉は守備に限っては該当する。坂倉将吾は若手に入れていいの? 田村俊介らこれからが楽しみな選手は多いけれど、まだ力が発揮できてるとは言えない。


「ベテラン」という言葉に過剰反応してしまう、今のカープ。実力あるベテラン、実力あるベテラン・・・打率1割台のベテランなら、あんな人、こんな人、揃っていますが・・・。

そうだ、野手では秋山翔吾と菊池涼介がいました!

藤川球児さんが阪神の監督就任会見で、「力のないベテランはいらない」とバッサリ。あれはまるでカープに充てられた言葉かと思ったほど。

カープを取り巻くメディアはちっともそういうことを言ってくれないから、藤川さんがジャーナリズムの役割を果たしてくれたと思ったほど。


さすがにこのオフ、精彩を欠いた田中広輔や上本崇司、松山竜平らを戦力外にすることはないだろう。来季、2軍の期間を増やして徐々に移行していく作戦?

現役をもう少し続けてほしかった野村祐輔は今季で現役引退。いっそベテラン勢が潔く退いてくれたらと思うが、選手にしたらできるだけ長く現役を続けたい。それに、ここには、カープには、使ってくれる人がいるから。

ほかの球団だったらもっとシビアに(いえフラットに)判断してくれるかもしれないのに。基準が甘くて、おかしくなってて、だから優勝逃して4位になるんです。プイ。
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