3月5日、昼は横浜スタジアムでDeNA戦、夜は京セラドームで日本代表のオランダ戦。野球ファンにとっては贅沢な時間。もとい、オープン戦と強化試合なので、プチ贅沢か。
ケガなく終わればいいなと案じるような、関東は小雨ちらつく肌寒い一日。2番ライトスタメンの佐々木泰にアクシデント。
6回、フォアで出塁。3番セカンド小園海斗がライト前タイムリーを打った際に、3塁まで進んだが、なんか様子が変。足を引きずってる。山足達也が代走、佐々木はベンチに下がる。
右手中指骨折の坂倉将吾に続き、開幕絶望的。3月1日に1軍に合流したばかりだったのに、ズシーンです。
坂倉の離脱で緊急招集された會澤翼のスタメンマスクは予想していたけれど、オープン戦とはいえ、5番に違和感。林晃汰とかもいますよ? そういうとこよ、新井さん(いや、朝山コーチか?)。
清水叶人が4回からマスクをかぶる。この清水、盗塁は4つ決められたけれど、打席に立ったときの雰囲気がなんかいい。2安打1打点。
DeNAでは、3番目に投げた篠木健太郎に雰囲気感じた。覚えておこう。
カープは5安打で3対3の引き分け。打線は変わらず寒かったです。
夜のオランダとの代表戦。肌寒かった横浜スタジアムを思うと、いつもは風情なく感じるドーム球場にホッとする。
小園と坂倉が選ばれた、2023年のアジアプロ野球チャンピオンシップや2024年の欧州代表戦は、二人を見たさにAmazon Primeで観戦したものだった。
「舞台は役者を見に行くもの」は鴻上尚史さんの名言ですが、プロ野球もまたしかり。今回は二人とも出てないから、Amazon Primeはいいかな〜と思っていたが、地上波での放送がありました(途中までだったけど)。
スタメンにカープの選手がいないとどこか寂しい。という始まりだったが、先発の宮城大弥のキレのよさ、今井達也のうなるような球筋。チームのエースの格を感じて、ほれぼれ。
途中、ベンチに矢野雅哉の姿を見つけて、「あ、矢野!」と声が出る。カープの試合を見ているときはそんなふうにならないのに、自分でも意外。
矢野は6回からショートの守備につく。7回にはランニングスローをビシッと決めて空気が引き締まる。
2番手に塹江敦哉が出てきたときには、「塹江だ〜!」と、ここでも反射的に声が出る。
塹江も無失点。試合後、今日気になった選手として、松坂大輔さんが塹江の名前をあげてくれていたのも嬉しかった。
黒田のフォーム変更アドバイスが活きて、昨季もチームで活躍。塹江も今回の代表選出でさらに自信をつけたのでは。今季が楽しみだ〜。
一方、同じくサイドスローに変更した益田武尚は今日のオープン戦でテンポよくない投球。まだまだ対照的です。今季、「1年目がよかった」を跳ね返せるか。
日本代表は5対0でオランダを完封。そうこなくては。
常廣羽也斗も9回に登板したのですね。三者凡退、見たかったー。
2023年のWBC、カープの選手は不在でも、素晴らしいプレーのあれこれにお腹の底から存分に、それはもう存分に楽しみました。でも、カープの選手が出てると、こんなに嬉しいんだと再認識。
全国のみなさん、塹江と矢野と常廣をよろしくお見知りおきください!という気持ちになりました!