2025年4月13日

走攻守に見どころ、巨人に3タテ! 森と小園のヒーローインタビューもね


4月13日(日)、巨人戦(マツダスタジアム)、対3。

マルティネスを出さない展開に持ち込むという3連戦のミッションをあっさり達成、巨人に3タテ!

開幕直後、遠目に快調そうに見えた巨人だったが、対戦(対面)してみると、拍子抜け。

しかし、昨年もたしかこんな感じだった。あの9月の大失速が起こるまで、カープにとって巨人は迫力ある相手ではなかった。それをあろうことか、あのようなことに・・・。カープこそがこわくない相手に成り果ててしまった。


1番・二俣翔一。昨日、ツメアト残した田村俊介じゃなくて? 二俣は今も十分食事をとれていないため、体重が5kgも落ちたとか。もう外して?

と思った1回、二塁打で出塁! カープ、今季初の先頭打者ヒット。喜ばしくもあり、先頭打者がいかにここまで機能していなかったかとも言える。

矢野雅哉がバントで送って、小園海斗が先制タイムリー!


これまでの2登板、おそろしくテンポのいい投球を見せていた森翔平。1回、先頭打者の泉口友汰にヒットを打たれ、ランナー気にして、いつものテンポのよさはなし。

4回、岡本和真フォア、ヘルナンデス2塁打で、1アウト2塁3塁。甲斐拓也にワイルドピッチで1対1、おーい。

坂本勇人フォアで1塁3塁も、巨人は中途半端なダブルスチール、ヘルナンデスをホーム封殺!

森、6回1失点、タフな投球はまだまだお預け。でも、今日も先発の仕事果たしました!


5回、森ヒット、二俣併殺崩れだったが、2盗を決めた小園のセンター前をヘルナンデスが後逸、カバーリングもなし。ひとりヘルナンデスがボールを追う間に、2点追加、3対1!

6回、ファビアンの2号ソロで、4対1! 小刻みな追加点に心が落ち着く〜。

3点リードの7回、島内颯太郎。自ら捕球エラーにフォア、吉川尚輝の2点タイムリーで1点差、4対3に。2アウトからの失点、久しぶりに島内に冷や水浴びせられた気分。

ここで、森浦大輔の火消しになるはずが、岡本にフォア。あれ?

だったが、ヘルナンデスのレフトフライをファビアンがナイスキャッチ、3アウト! あんまり感情を表さない森浦が、両手を掲げてポンポン、ファビアンを讃える(何やっても可愛い)。

7回ウラ、小園と末包昇大の連続2塁打で、5対3。少しふところに余裕が。


言うても、8回9回、綱渡り気分は続く。勝ちパターンという名の不調な二人。

8回、ハーン。満塁こしらえるも、長野久義が空振り三振、助かったー。

8回ウラ、石原貴規が本日2度目のバント失敗(もぉ)。途中出場、堂林翔太は併殺で、嫌な流れにならねばいいが。

9回、栗林良吏。吉川尚輝ヒット。岡本いい当たりも、矢野がダイビングキャッチ。ヘルナンデスのゴロを矢野・菊池涼介の二遊間で併殺! なんというスカッとした終わり方。


今日は、走攻守と随所に見どころあった。ファビアンのホームランまで添えて。

得点にはつながらなかったが、4回、ヒッティングの構えから、力感なく初球でサラッとバントを決めた菊池にも惚れ惚れ。バントなくていい派ですが、菊池は別格。

5回、若林楽人の打球をセンター二俣が見事にスライディングキャッチ(捕球してからお尻を軸にクルクルまわる美技)。森を助けた。

まだ4月半ば、浮かれてはいませんが、ヒーローインタビューで、森が「優勝したい」と言い、小園が「絶対去年のようなことがないように」と言った。

その言葉、選手を信じたいと思った(ベンチは別ものです)。
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