2025年12月28日

「先発に不安」な栗林こそ実は心配なし……野手より期待が持てる投手たち


小園海斗と並んで、ほぼ常連のように井端監督から日本代表に呼ばれていた坂倉将吾。

2月の沖縄キャンプで中指骨折したのが響いたのか否か、今季は打撃も期待に応えられなかったが、捕手としてにの基本も心もとなかった。

パスボールや肩の弱さ(盗塁フリーウェイ)はもともと不安があったが、今季は目に余るものが……。打撃不調もだが、この守備ではWBC日本代表に選ばれないかもというシーズンになった。

日本代表にカープの選手が選ばれてほしい気持ちはありつつ、選ばれたら選ばれたで、エラーとかチャンスでの凡退とか、親戚の子を見守るように、緊張もする。もし坂倉が選ばれていたら、かなりヒヤヒヤしながら見ることになっただろう(もう選ばれない前提に)。


1年目の森下暢仁、坂倉とのグイグイ行くバッテリーが好きだった。のだが、その後、なぜか森下は會澤翼と組まされることが増え、球数増え、テンポのよさが消えていった。

なので今季、坂倉とのバッテリー復活にワクワクしていたのだが、復活感はなかった。

終盤、森下は右肩の張りで離脱したけど、6勝14敗という不名誉な数字で終わったけど、援護に恵まれない中、22登板中、19試合でクォリティスタート。床田寛樹もだけど、ほんともっと報われてほしい。


森下は来季に向けて、直球を磨きなおすとのこと。ぜひぜひ。(「スポニチ」)

いつまでも三振とるスタイルが続けられるわけではないけれど、最初の3年と比較して、ここ3年は三振数も減っている。

三振が減ったのは(=変化球でかわすことが増えたのは)、會澤のリードも関係している気がするのだけど、誰とバッテリーを組もうと、強気な投球見せてほしいです。

あまりの援護のなさの連続に(数年単位で、ですよ!)、心身ともに疲労して強気にもなれなくなった気がしないでもないけど、そんなことは気にせず。ぜひぜひ。


野手とは違って、ある程度、潤滑に競争(入れ替え)が行われている感がある、カープ投手陣。

森下や床田には夏場からの失速を巻き返してもらえたらという期待と、先発に転向する岡本駿と栗林良吏も、楽しみ。

栗林の先発転向は1年遅かったと思っている。栗林のコンディションを見ず、「お前ならできる」とか言って、リリーバーを続けさせたことがあった新井さんにはほとほと困りました。


今回の先発転向について、本人は「不安の方が多い」と言ってはいる(「日刊スポーツ」)。

でも、不安をカバーするため、リスクに備えるタイプの人は、仕事人として信頼できるというか、向いてると思う。「なんとかなるだろう~」と何も考えない雑な人より。

そこらへんの話は、森博嗣さんの『悲観する力』(幻冬舎新書、2019)というエッセイがおすすめ。



「悲観」ってネガティブなイメージがあるけれど、リスクを避けるため、見通しを持って準備や対策をするのは、実はポジティブでは?


そんなポジティブな栗林の先発は、来季の楽しみの一つ。クローザーでも、中継ぎでも、どの場面でも誠実な仕事をしてきた栗林だけに、つとめあげてくれそうな気がしてならない。

岡本は、先発挑戦を備え、「今は技術よりも体。投げる力が要る」と、筋力力トレーニングに励んでいるとか。(「スポニチ」)

いつかの大道温貴のように、ウェイトに重点置いて身体大きくつくりすぎて、調子崩さないでね。伸びしろたっぷりな岡本、ぜい先発枠勝ちとってほしい。
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