2025年12月11日

物言う森下、チームトップの2億円。何話しこんでたの? 気になる中身


12月10日、森下暢仁が契約更改、2000万円増の2億円に。

今季、先発で貯金があったのは髙太一だけ。これは今季のカープ砂漠を示す数字のひとつ。もちろん、投手だけの責任ではない!

でも、高は8登板、3勝2敗。ローテを担っていたわけではない。

森下は6勝14敗という記録的借金数(もちろん、これも森下だけの責任ではない!)。

規定投球回数に達したのは、森下と床田寛樹のみ。達してない大瀬良と同額なのは「ちょっとな~」と思うが、大瀬良と並んでチームトップの年棒に。


興味深かったのは、契約更改が1時間20分に渡ったという話。(「デイリースポーツ」)

ここ数年、毎年のごとく意志を伝えていると思われるメジャー挑戦についての話は「1、2分」だったとのこと。

今年の成績ではそうなってしまいますね。来年は堂々とその話ができるようであってほしいです。

チームのことを話していたら気づいたら時間がたっていた」と言う森下。(「スポニチ」には120分超えと書いてあったが、どっち?)


菊池涼介が、11月の湯布院でのリハビリキャンプで、「どうすればチームがよくなるのか」を参加メンバーで語り合ったという話をしていた。

そのとき、ベテランだけでなく、島内颯太郎(新選手会長!)や森下らも意見を出して、「すごくいい会話ができた」と。

森下は昨年1月の「ジャンクSPORTS」で、「マツダスタジアムのビジター用のロッカールームには浴槽がない、シャワーしかない」と、ちゃんと明かしてくれていた。

その暴露話(?)の、いかにもカープらしい、ビジターへのリスペクトのなさに衝撃を受けた。「そんなこと言うていいのん?」と浜ちゃんが心配していたほどだったが、「言ったら変わるのかなと思って」と、カラッとした森下。

そんな森下なので、球団に思っていることをいろいろストレートに話してくれたのではと推測。


戦力外の磯村嘉孝と上本崇司が球団スタッフとしての仕事につくことになった。ものすごい「やっぱり感」があった。とくに上本(アナリストて)。

「球団スタッフとして残るのは、現役時代の成績や能力ではなく人柄だ!」と、あるヤクルトOBが話しているのを聞いたことがある。カープだけでなく、ほかのチームにもあることなんだな。

野村祐輔がコーチとして選ばれ、若手投手へのよい影響を与えているという、よい例もあるにはあるのだが、やっぱりヒリヒリ感のない今回の人事だった。


森下はカープの人っぽくない。矢崎拓也もでしたね(これは今のカープにとって、誉め言葉です)。

ずっとカープにいるつもりはないと思うので、そのはっきりした物言いは気持ちいい。どんどん言ってほしい、あの偏ってる人たちに。

来季、森下には、球団にはっきりものを言えるその強さを、マウンドでも存分に見せてほしい。1年目のときみたいに、グイグイと。

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