今年、新井カープに辛辣な記事を書いていた「AERA DIGITAL」。たとえば、こちら。
「広島・新井監督に“失格”の烙印も…次期監督に黒田博樹氏を招聘&マエケン復帰で〈球団史に残るプロジェクト〉発動か」(6月23日)
「昨年の大失速が再来した広島 ファン離れも深刻〈監督交代よりコーチ陣刷新〉が再建のカギか」(7月29日)
辛辣というより、生ぬるい地元メディアの提灯記事と違って、今のカープに魅力を感じていないファンの気持ちを一部代弁してくれた記事。
そんな「AERA DIGITAL」に、「広島・新井監督は若手育成に本腰〈次の監督にバトンを繋ぐ〉タスクに没頭か」という記事が。(12月22日)
これは新井さんへのインタビューに基づいた記事というより、周辺関係者の推測による話なので迫力(信憑性?)はないけれど、今のカープに思わずつっこみたくなる記事だった。
「新井監督も腹をくくり、若手育成に本腰を入れるようだ。この先勝てない時期が続き自身が泥を被っても、チーム再建を推し進める覚悟を感じる。〈次期監督へ最高の形でバトンを繋ごう〉と思っているのではないか」(地元テレビ局スポーツ担当)
若手育成に着手するのが3年遅い! 3年の年月はとても貴重よ? 指導者経験のない新井さんをいきなり担ぎ上げた球団も球団です。
バトンが誰につながれるのかがまた不安材料。
この中で次期監督候補として挙がっているのは、野村謙二郎さん、黒田博樹(あえて呼び捨て)、金本知憲さん、菊池涼介。
私がカープを応援するようになったのは2015年から。野村さんの監督時代を知らないので評価はわからないのですが、なんとなく実況解説を聴いていると、面白みやときめきがない!
黒田が見たくてカープを追いかけ始めた私ですが、野球の面白さを教えてくれた黒田ですが、黒田が監督という泥臭い仕事をするとは考えにくい。
球団アドバイザーとして投手陣にアドバイスを与えている黒田だが、片手間でコーチ的なことされても。
むしろ、 益田武尚にサイドスローをすすめてよかったのか。益田の魅力を消した気がしてならない。どうしてくれよう。もしかしたら来季、成果が出るのかもしれないけれど。
投手へのアドバイスより、ドジャースやヤンキースで見てきたことを球団に還元してほしかった(メンタルコーチの導入とか)。球団にそんな改革心はなさそうだけど。
新井さんも新井さんだ。黒田のことを尊敬しているのはとってもよくわかる(私だって尊敬している)。二人が信頼しあってるのもわかる。あの2016年、優勝の瞬間の二人の抱擁は何度見ても泣ける。
でも、ドラフトで新しく入団してくる投手に「黒田さんのような投手(エース)になってほしい」と、わりとよく言う新井さん。
もちろんそんな投手になってくれたらと思うし、その気持ちはわかる。でも、それぞれタイプも違う。黒田をありがたがり過ぎるのはもうやめよ?
金本さん……。阪神で監督の経験もある人だが、2016年、藤浪晋太郎に161球投げさせたあの超体育会系のノリは素直にウェルカムできない(金本さんに変化が訪れているかもしれないけれど)。
菊池が監督? 人の上に立つのが向いているように思えない。内野守備コーチならわかります。
秋山翔吾が監督になってくれたらな。やっぱりいずれ西武に戻るかな。
この身内で固める性質、なんとかして。もし2軍コーチのあの人とかが次の監督になったら、もうほんとにカープファンを続ける自信がないです。
試合は監督で見るものじゃない。応援したい選手もいる。でも、監督を誰にするかで球団の姿勢が見える。能力ないのに、向いてないのに、そんな人が監督になったら、見るのが楽しくないです。
小園海斗のこともちゃんと評価してくれない球団だし。野球見るのって、楽しいことなのにな。
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