今ごろですが、今年の新人王について(リアルタイムで書きそびれてしまったので)。
突出してこの選手が! と、すぐ思い浮かぶ名前はない年だったけれど、ヤクルトの荘司宏太には大納得。
「この人が出てきたら、もうダメだ~」と思ってしまう投手の一人だった。
中日の松山晋也もそれに近かったけれど、それ以上に打ててないイメージ。あ、阪神の石井大智もでしたね。
巨人の大勢やマルティネスはこれまでの対戦経験もあるし、ひょっとしたら事故(=得点)が起こるかも? と、まだ思えた。
そこで対戦成績を確認してみた。松山には8試合で無得点、4安打。やっぱり点取れてなかったね……。石井は言わずもがなだが、12試合で13安打。あれ、多少打ってはいる(そこで満足するな、点を取ろう!)。
庄司とは8試合で無得点、2安打。やっぱりか~!
そんな荘司の受賞コメントを遅まきながら『週刊ベースボール』(12月15日号)で読んだ。
「原動力になった言葉や出来事はありますか?」と問われ、一時期離脱したときのエピソードについて語っていた。
「同じチームの矢崎さんに、〈勝ちパターンに戻ってこられるから、絶対そのポジションを譲るな〉と言われて、またその位置に戻るぞという気持ちで臨めました。その言葉が一番ありがたかったです」
ここで矢崎の名前に出合えるとは! 一匹オオカミ的な我が道を行くイメージのある矢崎ですが、移籍先で若手を奮い立たせる言葉をかけていたなんて。出会えてとても嬉しいエピソードだった。
ところで、この庄司。なんとなく、どことなく、矢崎と雰囲気が似ている気がする。
調べてみると、176cm・99kgの矢崎。庄司は172cm・90kg。ザックリだけど、体型が近かった。親近感あったのは、そこもあったか? はにかんだ笑顔がかわいいところも似ている(と思う)。
来季は対戦相手からの研究も進んでいくとは思うけれど、「この人が出てきたらもうダメだ」と思える選手でいてほしいなと応援したくなる選手です。
カープは……。阪神の大竹耕太郎がよい(いや、悪い!)例で、いったい研究してるのか? と言いたくなる通算対戦成績なので、もう知りません。ぷい。
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