2018年5月24日

岡田明丈、初の地方球場を制す。しかも雨の中ですよ。

5月24日、巨人戦(ひたちなか市民球場)。

雨の予報でしたが、試合は行われました。

巨人の先発は、5月3日、マツダスタジアムにて岡田明丈と投げ合った吉川光夫。この日、なかなかとらえることができず、カープが手こずった相手。

今日もその覚悟でのぞむ所存でいましたら、18時過ぎにラジオをつけると、ぬ? 田中広輔が先頭打者ホームランを打ったようで、早くも1点が入っているではありませんか。続いて、新井貴浩が3ラン。初回で合計5点をあげました。

前日、巨人に8対0と大量得点で完封されたゲーム。のちのち分岐点とならなければいいのだけど……と心配していたのが、スカスカッと吹き飛ばされる。

こうなると、雨天コールドが成立する5回終了までゲームが進むことをハラハラと願う。

すると4回にも、田中がホームラン、新井さんの二塁打、會澤翼のタイムリーで4点追加。打つ打つ。塁に出る出る。時間がかかるかかる〜。うれしい悲鳴です。



こんなとき、たとえばリードを守るべく、試合終了間近にわざところんで演技して時間を稼ぐサッカーのサウジアラビア代表みたいに、戦略的に行って行って。と、どんなに願ったことか。今日はもうあとは三振でもかまいません、サクサク進んで、と。

5回を終了したあとは、意外ともちこたえてるお天気に、逆に巨人の逆襲がおそろしくもなりましたが。

しかし、雨が相手ピッチャーの投球に影響していたとしたら、こちらも覚悟しておかねば……という心づもりでいましたが、この日の岡田。

フォアは散発していましたが、雨でコンディションのよくない中、7回3失点、125球を投げ抜きました。ここ4試合はすべて100球越えと、タフなところを見せてくれています。

100球以上を投げながらも、打線の援護に恵まれない試合が2つ続いたあとだったので、嬉しい5勝目。魔の9点差をひっくり返されることもなく、よかった、よかった。



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