2019年4月26日

大瀬良大地、雄々しい完封。長野久義はドジっこキャラ襲名で。

4月25日、中日戦(マツダスタジアム)。

大瀬良大地が123球を投げて、2対0で完封勝ち。開幕以来、大瀬良は5試合すべて120球以上を投じています。

この日の大瀬良は併殺打も3回。ロメロとの投手戦で、7回まで互いにゼロ行進。あまりにも早いテンポで試合は進みます。

まったくチャンスがないわけではなかったけれど、4月4日のゲームに続いて、カープ打線はロメロを攻略することはできませんでした。

8回表、平田良介の打球をレフトの西川龍馬が好返球。このとき、大瀬良は右手を高くあげてガッツポーズ。

8回裏、変わったロドリゲスから、會澤翼が連日の決勝打。ベンチ前でキャッチボールをしていた大瀬良が、またも右手を高くあげてガッツポーズ。

自ら9回を投げきって完封したあとのガッツポーズより、この2度の右手の掲げ方が雄々しく、ともに戦うチームメイトへの賛辞がとても素晴らしかった。



この日のもうひとつの見どころは、4回裏、ヒットで出塁した長野久義がバティスタの2塁打の間、全力疾走で2塁を蹴って、3塁をまわったところで、転倒したシーン。

これはフィジカルのコンディションのせいなのか、走り込みが足りないのか、一瞬何が起きたのかという感じでしたが。

この絶好のチャンスの場面で(でも3塁の廣瀬コーチが腕ぐるぐる回してましたし)、本人が一番ばつが悪かったでしょうが。

新井さんなき後、長野にドジっこキャラを引き継いでいただきましょう。練習量の多さで有名な広島育ちの新井さんは、全力疾走で転ぶことはなかったが(長野はユニフォームを着まちがえたりはしなさそうだが)。

ところで長野、ユニフォームの着こなしは、赤いソックスが見えるクラシックスタイルなんですね。巨人時代はそうでなかったような……? このハツラツ感、個人的にはとってもいいです。


スポンサーリンク


〔関連記事〕

エラーとエース、見たことのない深呼吸とハイタッチ。