昨年11月に引っ越しました。で、引っ越した先で、1月17日、どんど焼きがあると聞いて、楽しみにしていました。
門松や注連飾り、書き初めなどを持ち寄って焼く小正月の行事。子どもの頃、実家で体験して以来。このあたりにどんな人が住んでいるのか様子もわかるし、ちょっと楽しみだった。
ところが、新型コロナの感染拡大のため、今年は中止に。屋外での行事だからやれなくもなさそうだが、大事をとるにこしたことはない状況。
これは地域の小規模な行事で、お金のからむイベントでもないから、中止の判断も早かったことでしょう。
新型コロナ関連で大人数の休場者が出たにもかかわらず、1月10日から始まった大相撲初場所。連日、何事もなかったかのように勝敗の結果を報じているメディアにも違和感。
2011年、福島の原発事故が起きたあと、放射線量の基準が徐々に上げられていったときのことを思い出す。都合のよい方へ、ゆるい方へと流れていく。
1月18日、松田オーナー、球団幹部、佐々岡監督、河田ヘッドコーチ、高2軍監督らが、広島護国神社にて必勝祈願。
今年は9人で参拝。人数を少なくしてでも、やはり毎年行っていることは、こうして続けられていくのですね。
個人的には式典や慣例行事にそんなに大きな意味があると考えていないのですが、勝負の世界に身を置いている人たちにとっては、軽んじられないことかもしれません。
野村克也さんもゲン担ぎを大切にされていました。
1月17日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ)では、メジャーリーガーの前田健太と秋山翔吾の仲よしコンビが出演。
マエケンが、番組特製の浜田大明神のキーホルダーをロッカーに置いていて、遠征にはいつも持参している、これをもらった年から調子がよい・・・と話すと、それを聞いた秋山。
「僕も欲しい」「何にでもすがりたい」と。
厳しい勝負の世界に身を置く人にとっては切実なことかもしれないです。
先行き不透明ですが、なんとか無事、プロ野球が開幕できる状況になりますように。なんて、祈願しませんよ。状況がよくなるように、できることをするだけ。