2021年1月10日

まともじゃないことが多い中、響いた言葉


新型コロナの陽性反応の力士が5人確認され、濃厚接触者を含め65人が休場する中で、1月10日から始まった大相撲初場所。

一度動き始めた経済を止めたくない、開催するかどうかの基準がはっきりしていない・・・まるで今の政府の映し鏡のよう。

そりゃそうだ。新型コロナの感染拡大が収まってもいないのにGo To トラベルキャンペーンを推し進めたり、大人数で会食しても悪びれない政治家がいたり。

あんな大っぴらに考えナシなことを見せ続けていたら、それをなぞるような動きが出てきても政府は批判できないだろう。

でも、そんな悪い手本にならわず、判断してほしかった。助言(相談)する専門家はいなかったの?

NBPとJリーグは協力しあって、専門家の意見も聞きながら昨年対応した。サッカーは基準をしっかり決めて運営する印象が強いので、Jリーグと連携しているのは、少し心強い。野球界だけだと、ちょっと心もとない。


1月8日、「報道ステーション」(テレビ朝日)に出演した菅首相が、緊急事態宣言の延長や拡大の可能性を聞かれ、「仮定のことは考えない」と答えたと聞いて、愕然とした。(「スポーツ報知」)

そんなことじゃないかと感じていはいたが、こうもあからさまに言うとは。

やっぱり、何も考えていないのか。最悪の事態を想定していないのか。だからオリンピックもやるやるとしか言わないんだな。

菅首相が、年末の世論調査で、緊急事態宣言を出してほしいという声が多かったという結果を聞いてショックを受けていたという話を聞いて、こちらこそショックだった。

現実が見えてないんだな。感染拡大に対してどこまでのんきなんだ。

リーダーがこれではもうダメですね。国民がしっかりしないと。

まるで、監督やコーチが無策でも、選手のプレーに期待するしかない野球チームを応援するときの気持ち。いやいや、それとは比較にならないほど、気がかりな話だ。


1月6日、「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)で、感染症の専門家、神戸大学の岩田健太郎さんがコメンテーターとしてリモート出演していた。

昨年、豪華客船、ダイヤモンドプリンセスでの新型コロナの対応の現状をYouTubeで知らせたことで話題にもなった人です。

その後、「荻上チキ・Session-22」(TBSラジオ)で、新型コロナについての質問を簡潔に答えてくれていて、信頼が置ける感じがした(もちろん、何もかも鵜呑みにするわけでなく、仮説として聞いています)。


この日も、岩田さんは、「政府は、心情や、支持率や、空気を読んで政策を立てているところが一番の問題」と、スパッと言葉にしてくれていた。

こんなふうに自分の言葉ではっきりと言ってくれる専門家が今どれだけいるだろうか。少なくともテレビではなかなか見かけない。

判断の基準になるのは、感染者数だということ。人と人との接触を少なくすれば減るのだから、その対策を立てることが必要。

一時的に辛い状況になるが、ここで思いきった対策をとったほうが、結局は早く日常が戻ってくる。

と、客観的なこと、当たり前のことを簡潔に話してくれていた。たまたまだったけど、この番組を見ることができてよかったと思った。

こういう人が政府の専門家会議のメンバーだったらいいのに。

どんな人をアドバイザーに選ぶかで、随分と質は違ってくるでしょう。でも、こういう人は政府にとって都合が悪いから選ばれないんだな。

野球もまたしかりで、どんな監督・コーチ・スタッフを選ぶかで差が出るのは言わずもがなです。


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