2021年1月15日
菅野智之を見て思うこと
巨人の菅野智之、メジャー移籍を断念して、巨人に残留。契約更改で8億円、日本球界の最高年棒を更新。ほほほぉ。
昨シーズン、菅野は開幕から13連勝という日本記録を打ち立てたが、それはセ・リーグ村でのこと。日本シリーズではソフトバンクに打たれ、最後の最後、ちょっぴり顔に泥を塗られた感も残った。
今の菅野がメジャーでどれほど通用するのか(しないのか)、見てみたかった気もするが、いかんせん、このコロナ禍。アメリカはもっとも感染者数が多い国。タイミングを逸した。
菅野が決めたことだから、他人がとやかく言うことはない。
それでも、なんの後ろ盾もない中、メジャーに渡って、実績を残し、ファンからも愛された野茂英雄さんのことを思うと、スカッと応援したい気持ちにはならない。
私が応援しなくても、ほかにもっと応援してくれる人がいるから、どうってことないけども。
日ハムのドラフト指名を蹴って、浪人して、巨人に入団。浪人というブランクを経ながらも、1年目から活躍したのは、たいしたものだと思う。
自分が一日の大半を過ごす場所。仕事場を自分で選びたいというのもとてもよくわかる。
ただ、そういう選択をしたことが顔つきに出ている感じがする。
メジャーでプレーしたいと語っていたけど、そうも切実に感じられなかった。そのことは、一部の人の菅野に対するイメージをほんの少し悪くした。その顔つきにさらに厚いものが上塗りされたような感じ。
ま、そんな人がどう思うかは気にせず、ブンブン腕振って、いい投球をしていくだけのこと。
でも人間、可愛げって大事よね。と、思う。