2020年10月1日

野村祐輔の粘り、後からじわじわ胸にきた。


9月30日、巨人戦(マツダスタジアム)。4対1で、野村祐輔6勝目。

スミをつこうとする狙いすぎたリードも影響したのかどうか、野村はフォアも4つと、球数多め。5回109球で降板。

先発として、あと1回投げてほしかった、持ってほしかった。と、一瞬物足りなく感じたけれど、振り返れば5回無失点。

4回には満塁、5回には3塁2塁のピンチを招いたものの、点は与えなかった。ねばった。

先発として最低限の限の仕事は果たした。あとになってから、これは大きかったと、じわじわ胸にくるものがあった。


打線は5回、菊池涼介がヒットで出塁。ここで野村の代打に磯村嘉孝。野村もバントは上手いよとは思ったけれど、磯村がバントを成功させ、菊池を進塁させる。

次は、1番の大盛穂に代えて長野久義。この起用も的中して、長野がヒット。ワンアウト3塁1塁のチャンス。

3番の鈴木誠也は走者がいるときには打たない(打てない)悪名が高いですから、期待がなかなか持てませんから、ここは2番の田中広輔になんとかしてほしい。

田中がゴロで、1点先制。

続く鈴木から2ランが飛び出し、2点を追加。こういう期待の裏切りは嬉しい。ここで野村に勝ち投手の権利もついた。

6回7回のマウンドをまかされたケムナ誠は連続三者凡退。素晴らしかった。

6回裏には堂林がヒットで出塁して、盗塁を決める。ピレラもヒットで、盗塁決める。2アウト3塁1塁の場面で、ケムナ誠。


このチャンスを活かさでか。ここは代打と思いきや、打席にはそのままケムナ。

このチャンスを見送るのかぁ。3点リードはカープにとって、すぐに追いつかれるスズメの涙。よっぽどのリリーフ不足なんだなとわびしくなったが、ケムナがラッキーにもフォアで出塁。

2アウト満塁で、長野久義にもフォア。押し出し1点で、4対1。

6回、巨人は田口麗斗から田中直樹に交代。いつもなら、ケムナにフォアを出した時点で、投手交代するであろうに、押し出したところで、やっとの交代。カープ的な。

2位以下に大差をつけて独走している巨人の余裕が出たというか、接戦扱いされていない平熱モードというか。

喜び全開のスカッと感とまでは届かず。でも、勝てて何より。


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