2021年1月4日
森下暢仁の一番の強み、新春ラジオで再確認
ユリさんのブログ「カープと野球ぐるぐる帳」に、1月1日、広島のRCCラジオで放送された特番「森下暢仁ラジオ聴く」のご紹介がありました。
1月3日にも再放送されるとのこと。ユリさんの強烈なプッシュに魅かれ、radikoのプレミアム会員登録をして、リアルタイムで聴きました。
森下へのインタビューを中心にたっぷり送る1時間。ナビゲーターはRCCアナウンサーの坂上俊次さん。
森下への新発見・再発見ありで、楽しかった。それぞれの話題が面白かったのだけど、なかでも私が印象的だったのが、ここ。
「シーズンで一番嬉しかったことは?」の問いに、「やっぱり勝つことが一番嬉しかったので、勝ってみんなにほめられたいっていう思いで投げてました」。
数字とか、自分のピッチングがどうのとかじゃなく、この「勝つ」を最優先するストレートさが、森下の一番の強さのような気がする。これぞプロと思いました。
他の競技でも、「自分たちのプレーが出来なかった」と表現するアスリートは少なくない。イコール「勝てなくて悔しかった」ということだと思うのだけど。
森下の技術、持ってうまれた身体能力、愛らしい顔立ちも相当魅力的だが、同じような条件を持つ選手がひしめくプロの世界、そこで差が出るのはやっぱりこのメンタルの強さという気がする。
2015年、6月30日の巨人戦。先発した黒田博樹が、1対0と1点リードで迎えた9回裏で、逆転負け。
試合後、いつもならインタビューに快く応じていた黒田だが、その日は真っ赤な顔をして、口を真一文字に結んで、足早に通り過ぎたという。
負けたことが悔しくて、それどころじゃなかったんだと思う。
今、カープで、負けた悔しさを感じさせてくれる選手がどれだけいるだろうか。今のカープに足りないのは、そこだという気がする。
ユリさん、耳寄り情報ありがとうございました。カープファン、森下ファンのみなさま、今ならまだタイムフリーで間に合います。よろしければ、ぜひ。
(つづく)
来てくださってありがとうございます
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