2021年9月1日

さすがに今日は「森下かわいそう」とは思わなかった


8月31日、DeNA戦(横浜スタジアム)、7対6で、連勝ストップ。

森下暢仁は2点リードで勝ち投手の権利を得て5回で降板。7回裏、島内颯太郎が3失点で、逆転負け。

森下の勝ちを消す結果になったが、さすがに今日は、いつもみたいに「森下、かわいそう」という気持ちにはならなかった。

森下、制球が定まらず、この日、6コのフォア。球数かさんで、5回4失点。森下にしては、早い降板。DeNA先発の濵口遥大も再三フォアを出していたが、それはいつものこと。それは濵口遥大の特徴。


今日は會澤翼と組ませたベンチ。8月29日の阪神戦で一軍復帰した會澤。この日、床田寛樹は久々の快投で勝利。ベテランの存在がチームを落ち着かせたと評価する人もいた。

そこで會澤翼で、とベンチは考えたんだろうけど、會澤相手だと、森下、サインに首振らない。5回裏、2アウトで牧が打席に立ったときには、さすがに首を振っていたが。

會澤はベンチに戻ったときにも、デーンとすわっていて、森下と会話している気配なし(カメラの回っていないところで会話していたのかもしれませんが)。

會澤を評価する人も少なくないが、そんなに捕手として長けているの?リードがいいの? 肩も弱い。それを言ったら、坂倉も走られるわ、パスボールするわ、ですが。

森下クラスのピッチャーなら捕手は選ばず、だと思うが、森下と坂倉将吾が試合中、よくベンチで話し合っていた光景がなつかしい、恋しい。

昨年のように、坂倉との快進撃コンビが見たい。九里亜蓮と中村奨成の完封コンビをたった1回で解消したり、ベンチ、センスなさすぎ。見る目なさすぎ。


7回裏、逆転された3失点。いつもなら、「島内、競った場面でまたやられた」と思うのだが、今日はそこまで思えなかった。いや、ちょっとは思ったが。

クリーンアップに島内をぶつけたのは、島内への期待の表れだったと思う。

佐々岡監督は試合後、「中継ぎ陣が踏ん張ってほしかった」と語っていたが、私は、打線(と森下)に踏ん張ってほしかった」と思った。


3回、フォアと、牧秀悟のエラーで、小園海斗がタイムリー。ここまではよしとして。

鈴木誠也デッドボールで満塁になって、坂倉が押し出しで、1点。會澤のデッドボールで、もう1点。なおも満塁で追加点はとれず。

せっかくフォアやデッドボールでもらった満塁のチャンス。ヒットで1点もとれない打線の責任の方が大きいと思う。これは援護と言えるのか。

4回、小園はまたも2点タイムリーと、気を吐く。これは立派な援護。

しかし、1点リードされた9回最後の攻撃、野間峻祥と西川龍馬が三嶋一輝から連打と、反撃の絶好のチャンスで、今日当たっている小園にバントのサイン。勝てないパターンをまたベンチが性懲りもなく繰り出す。

誠也、申告敬遠(今日は5打席中、フォアとデッドが4つで、勝負の場面がほとんどなかった)。なおも満塁の場面で、坂倉は併殺で終わり。

絶好のチャンスがありながら活かせなかったのに、「中継ぎに踏ん張ってほしかった」って、それだけ?


DeNAの牧は、失点につながる3回のエラーを、4回ツーラン放って取り返した。こういう姿勢も素晴らしかった。

4回裏、林晃汰もエラー。失点にはつながらなかったが、取り返すヒットが見たかった。

ところで、バット片手にベンチに座っている牧。マンガのキャラクターのようだった。存在が面白い。大将!と呼びたい(新人さんなのに)。
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