3月21日、カープレジェンドゲーム、大盛況だったようですね。
カープが愛されてきた歴史と、その歴史を作ってきたOBの存在あってこその大賑わい。
でも、今のカープに魅力がない、期待できない、その裏返しにも見える春。マツダスタジアムでの日ハムとのオープン戦、新庄BIG BOSSに人だかりができていたときにもそう思った。
これまでだったら、黒田博樹の姿が見られるのか! と胸が高鳴っただろうに、今回は素通り気味。やっぱり、現役の選手たちに輝いてほしい、リーグ戦で熱戦見せてほしい、と。
先日、たまたまテレビで見た上原浩治のセ・リーグの順位予想は、カープが最下位。ですよね。妥当ですよね。そらそうですよね。
野手の戦力を見ての予想と思われますが、堪えますな。解説者の順位予想なんて当たったためしがないけれど、今年のカープが期待薄なことには異論なし。
でも、戦力の問題だけでなく、首脳陣の能力のなさからそう評価されているように思えて、堪えます。もう恥ずかしいレベルというか、早く新体制にしてもらえないか、と。
こんな頼りない、見る目も展望もない上に、工夫もない、むしろ選手の足を引っ張っている首脳陣。選手の士気が下がっていないか心配で仕方ないが、そこはプロ。
選手は選手でしっかりせんかーい。と、毎度思う。そんなベンチとともに、自らドロ舟にズブズブ乗らんでも、と。
カープを戦力外になって、独立リーグでプレーしているところをソフトバンクに見出された藤井皓哉が、3月22日、支配下登録に。オープン戦の成績を見て、時間の問題と思っていたが、やっと朗報が。
皓哉の投球を見て、「なんでこれで戦力外?」という声も出ていた。戦力外が皓哉の転機になったからこその結果なんだけど、これもまたカープにとって、面目ない結果になりました。ツーン(ワサビがしみる)。
選手の意識が違えば、これだけ変わる。が、それをちゃんと見てくれている人がいてこそ。いや、目に留まるプレーをしたから、見てもらえたのだが。
カープにも、小園海斗のように、佐々岡監督から「覇気を感じない」と言われたり(それの一言が「見返してやる」のバネにはなったようだが)、河田コーチに至っては、2軍でのプレーを見てもないのに低い評価をされていたりの不遇をはねのけて、レギュラーをかちとった選手もいる。
ベンチが的確な選手起用と勝ちに行く采配をする気がしなくて、こんなに期待できない開幕あったかと思うくらい、ワクワク感がない今シーズン。