2022年4月13日

中﨑は8回の人じゃないと思います。情より客観的な采配を


4月12日、ヤクルト戦(坊っちゃんスタジアム)、3対1。昨季の屈辱を払拭したいヤクルト戦は黒星スタート。

日曜日の阪神戦に続き、1点しかとれなかった。先発の九里亜蓮は7回1失点、今日も吠えた。

小園海斗は併殺ありのノーヒット。今日は今日こそはとヒットを待ってるのだけど、昨季のストッパーがメジャー移籍して、打線のつながりが見えていた開幕直後でしたが、今あらたなストッパーが。

佐々岡監督は「この壁を乗り越えてほしい」と腹をくくっている。監督らしい言葉を放っているではないか。しかし、仏の顔も何度まで?

緒方前監督がコンディション不良の田中広輔をスタメンで使い続け、田中の打率が中学生の身長レベルに達した、なんて揶揄していたことがありましたけど、小園も今、156cmになりました。


1対1、同点の8回に中﨑翔太を送る佐々岡監督。結果、2失点を招いた中﨑に対し、「信頼に変わりない」。

満塁の場面で村上宗隆を空振り三振に打ち取ったのは見ごたえあった。でも、まだ満塁。中﨑を信頼している佐々岡監督は交代を告げない。太田賢吾に押し出しで逆転されて、やっと交代。

代わった黒原拓未、いずれ中﨑のポジションかちとるために決めたれー。と檄をとばせば、黒原君、その球、高い。長岡秀樹にタイムリーを打たれ、3対1。ズコーン。

中﨑も頑張っていたけれど、でも8回の人じゃないと思うんです。こわくないんです。


「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)。3月27日の開幕カードを振り返る特集では、12球団中、唯一、話題にのぼらなかったカープ(愕然)。

でしたが、4月10日の放送では、なんとまさかのカープ特集。まさかの快進撃効果でしょうか。 ゲストはカープOBの新井貴浩さん。 

「打撃陣でいいなと思う選手は誰?」と問われ、真っ先に出た名前は、上本崇司。たしかに開幕からの上本の活躍は素晴らしい。

「期待する選手は?」で出た名前が、堂林翔太。うーん・・・。

新井さんは、堂林とともに戦った間柄(護摩行も)。「情」がかなり移っていると見た。


逆に、タカさんの方が、新井さんからその名前が出てこないので、業を煮やして(いえ、実際はそんなことはなくて物腰やわらかに)、「坂倉選手、素晴らしいですよね」と、坂倉将吾の名前を出してくれた。

よっぽど外部の人の方が客観的にものを見れてる。やっぱりOBはダメだ。

中﨑も一時期のことを思えば、かなり復調した。三連覇のときも力を尽くしてくれた(それでも何度もハラハラさせられた)。でも、いま勝ちパの8回の人ではないと思う。

ここは、三連覇前後にカープを離れていた高橋健投手コーチがフラットな眼で、佐々岡監督に進言してくれないだろうか。さすがに佐々岡監督もかつての緒方監督ほど固執しないと思うが。

勝ち慣れてないから、ここぞのツメの甘さが出るのが心配。選手への信頼は持ちつつも、勝機を逃さない采配優先で。

いや、その前に、打たねば。点をとらねば。
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