2022年11月16日

安部もフランスアもいなくなる、いつだって球団は雑


11月14日、安部友裕が引退を決断。トライアウト後、独立リーグからのお誘いはあったようだが、なかったか、NPB。

今季は1軍の出場なし。しかし、2軍では高打率をマーク。それでも1軍からは声がかからなかった。もし、別の球団だったら、別の監督だったら、違った展開になっていたかもしれない。

そう思うと、監督が選手の将来を左右することってあるなと、やるせない気持ちになる。雑な仕事をする監督に当たると、ほんとうに。


それでも、安部に突出したものがあったら、それこそまた違った展開になっていたはず。ショックだったけど、もうこれ以上言うまい。

「学生野球資格回復制度を取得して、野球界のさらなる発展につながる活動をしていこうと考えています」(「テレビ新広島」)

気持ちに区切りをつけたんだなとスッキリさが伝わってきて、応援します、新しいスタート。

でも、フラットな選手起用ができなかったこの3年のカープと球団の体質は忘れまじ。


中日の阿部寿樹と楽天の涌井秀章のトレードにも驚いた。

今季、中日はリーグ最下位の得点数。なぜ阿部を放出? わけわからんわー。長打がないのに、大砲候補をとらない(起用しない)カープのごとく。

阿部、対戦するのが嫌なバッターだった。そんな選手がまた一人、セ・リーグからいなくなる。寂しい。


11月16日、西武の森友哉はFAでオリックスに移籍。点のとれないオリックスには朗報なのかな。

カープ以外では、オリックスは応援していたチーム。ちょっと柄が悪くなりそうな、オリックスっぽくないような。ぽくなくて上等!なんですけども。ファンの勝手な好みの問題ですけども。

2年続けてのオリックス・ヤクルトの日本シリーズ。思えば、両チームとも、同じエリアに阪神と巨人という人気球団があり、なんか悪目立ちしない、ちょっと品のいいイメージ(あくまでもイメージ)。

2年連続の接戦というゲーム展開もだったが、そんなどぎつくないチームカラー同士というのも、サラッとしていてよかったような気がしてきました。


フランスアの退団も発表された。今季、1軍の登板で見た球の力のなさを思うと、納得の結果とも言えます。

でも、寂しい。

1年目、マウンドに上がるのが嬉しくてしかたないように見えたフランスア、可愛かった。メジャーに行くのではとささやかれた時期もあった。あの頃、フランスの投球を見るのはワクワクした。

なのに、前緒方監督が「権藤・権藤・雨・権藤」みたいにフランスだのみになっちゃって。酷使され、強い球が投げられなくなった。

安部同様、監督が違っていたら、別の野球人生があったかもしれない。悔しい。雑な扱いしやがって。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。