8月29(木)、中日戦(バンテリンドーム)、5対1。
西武がロッテを0対8で完封! 今季17試合目にして、ロッテに初勝利。西武にやっと春が(もう晩夏です)。
カープは中日に負け越し。またしても苦手投手、松葉貴大にきっちり負ける。もう意識がとんでしまいそうです。
ナゴド(旧称をつい愛称)の蓋はどうしてこうも重いのか。
九里亜蓮、3回までヒットを打たれたのはピッチャーの松葉だけ。
4回、福永裕基がチーム2本目のヒット。カリステ空振り三振、細川成也センターフライとこわい打者から2アウトとったところで、出た、宇佐見真吾の先制2ラン。ズーン。
しかし直後の5回、坂倉将吾3塁打、堂林翔太3塁打、サカドウコンビが1点返す!
菊池涼介がバントを決めて350犠打達成! NPBでは5人目。
上位の4人は、川相昌弘さん(533)、平野謙さん(451)、宮本慎也さん(408)、今宮健太(389)。
バントはつまらない派の私も、川井さんや菊池の職人的な技術を見せてくれるプレーは別格。見ていて感動してしまう。ちっともつまらなくないです。
話戻りまして、1アウト3塁。もう一押し。矢野雅哉はピッチャーゴロで、3塁ランナーの堂林は挟まれ、ホーム封殺。しょっぱい(涙)。
なおも2アウト2塁。対中日戦で防御率のいい九里をあきらめ、代打・上本崇司。え?
チャンスの場面、思い切って4回で九里を下げるという判断は悪くなかった。点をとるぞというメッセージ。
なのだが、上本ではメッセージが弱い。中日にも、カープファンにも、カープの選手たちにも届きませーん。
松葉のワイルドピッチでランナー3塁へ進むも、上本はレフトフライで3アウト。
5回がデフォルトの松葉は(野村祐輔?)もう少し長いイニングいけそうだったけど、5回ウラ、得点圏で代打を出され、73球で終える。
1点ビハインドの5回6回、われらが黒原拓未と森浦大輔が出動。
21イニング無失点の森浦が、カリステと細川に連打、宇佐見真吾の犠牲フライで、カリステ激走、3点目。
矢野がエラーするように、森浦だってときには失点する。むしろ最小失点で抑えた。でも、中日相手に2点差がこんなにも高い壁に感じるって(いや、どのチームでも)、それ首位のチーム? それが今のザ・カープ。
こうなったら、8回松山晋也、9回マルティネスになる。この壁は頑丈。でも諦めずに応援、応援(意識とびつつ)。
松山が秋山翔吾にデッドボール。ランナー出た。のに、中村奨成に代打・田中広輔。右左案件? 奨成の方がバット振れてるのに、6月22日以来、ヒットのない田中が打席に(というより1軍に)。結果、3球三振。
8回、コルニエルが細川に2ラン打たれて4点差。このダメ押し感にもそろそろ判断を(7回の松本竜也はおかわり希望)。
かりそめ首位のカープ、巨人に首位を明け渡す。雨のため試合中止だった巨人、労せずして首位に。ラクです。こと中日相手のカープは、悲しいほどラクです。
上本田中(コンビ名か?)、ベテランに優先席を与えるのを止めてフラットな選手起用をしたら、カープはひとつ上の段階に行ける気がしているのだけど、新井さんは「え、何か問題あります?」って感じなんだろうか。のれんに腕押し。
松山竜平を2軍で調整させたように、次のカードをいい加減切って。さもないと、このままズリズリ行ってしまいそうで、なにしてくれようという気分です。