2024年9月9日

カープから見ると、とっても羨ましい楽天の話


明日からマツダスタジアムで巨人戦。森下暢仁は、髙橋宏斗、東克樹と来て、菅野智之との投げ合い。チームトップの投手とのハードな対戦が続きますな。

森下は前回、DeNA戦で4回5失点。これまでの傾向からして、これが続くことはないと思われます(わからないけど)。

今年、菅野の復活感、安定感がすごいです。打線はいったい何点取れるでしょう?


最近、カープと照らし合わせて、へ〜と思う記事が。

1つは、今季、ロッテが楽天の早川隆久に3戦3敗しているという話。(「中日スポーツ」)

「早川だけじゃなく、同じピッチャーにやられる傾向がウチの打線にはある。今日もそのパターンにはまっちゃいましたね」と吉井監督。

ソフトバンクの有原航平(1勝3敗)、日ハムの加藤貴之(1勝5敗)にも分が悪いよう。

カープだけじゃないんだ! いや、だから安心していいわけでも何でもないんだが。

カープは、髙橋宏斗、大竹耕太郎、髙橋遥人、東克樹、松葉貴大ほかほか、枚挙にいとまがない(多すぎの刑)。


もう1つは、楽天の田中将大の話。(「日刊ゲンダイ」)

昨年10月、右肘のクリーニング手術した田中。4日の2軍戦で6回途中2失点。

リハビリ期間を経て、青山コーチもそろそろ1軍登板をと考えていたところ、今江監督は次回も2軍登板させ、調子を見る意向。

青山コーチは田中とは元チームメイト。しかも、絶対的な存在だった。田中に対してはどうしても甘い判断になってしまうのではないか。その点、今江監督はロッテ出身。そこはフラットな判断ができているのではという記事だった。

レジェンドに対しても特別扱いなし。いい!


これはカープにど真ん中の話。

明日の公示も気になるところ(毎日気になってます)。ここに来て、2軍で若手が快音響かせて、活気に満ちてきました。

残り試合もあと22試合。低得点体質が大問題のカープ。2軍の振れている選手を上げてほしいとずっと思っている。

でも、なんとなく新井さんは、優勝のかかった試合、経験少ないイキのいい若手より、経験あるベテランで安心したがる気がします(それが安全かどうかはまったく別の話なんだけど)。


6月22日以来、ずっとヒットのない田中広輔がずっとコンスタントに代打で登場。

こんな球団、ほかにあります? ちょっと異常では?(前にも書きましたけれど、私は田中のアンチじゃないです。カープベンチに対して怒ってます)

守備固めの起用もめっきり減り、今では二俣翔一の方が存在感がある。


2019年、連続出場記録への配慮もあってか、コンディションが明らかによくないのに、ずっと1軍に置かれていた田中。その頃から明らかにチームが停滞してきた。

緒方監督時代から佐々岡監督時代にかけて、それは続いた。2021年10月、やっと登録抹消。それは右膝手術を受けた2019年8月以来のこと。

それでも佐々岡監督は、カープOBといっても、田中と一緒にプレーしたことはない。だからまだ降格させることができた?


新井さんは、コンディションより、田中や松山竜平、會澤翼ら三連覇をともに戦ったチームメイトへの「情」が勝っているように見えてしまう。堂林翔太や野間峻祥、上本崇司にも。

昨日、DeNAに0対8と大敗した巨人の阿部監督は、今季二度目の会見なし(プライド高いの? 器、小さいの?)

新井さんなんか、カープけっこうなお手前さらした試合でも、会見しないことはない。しかも、選手に対してネガティブな発言はない。

この広報面の対応は現代的でいいなと思う。のに、選手起用に対しては、いつまで年長者優遇で封建的なんだよ〜。
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