9月8日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、3対4。負け越し。
またDeNA戦の再来(地続き)かと思うような、序盤の大量失点。
大人の階段のぼった玉村昇悟。岡林勇希にストレートのフォアから、福永裕基の先制タイムリー、細川成也の20号2ランで、いきなり3失点。
3点くらいでガタガタ言うなとホントなら言いたい。でも、今の打線では痛いとしか・・・。
昨日、秋山翔吾がヒーローインタビューで「最高の1カ月にしたい」と感動させてくれたが、最低な感じで始まる。
玉村は早々に3回で降板。3回ウラ、玉村の代打に田中広輔。ランナーなしの場面で出せるときに出しておこうって算段か? 柳裕也からフォアで格好つきましたけど、来週からの巨人戦にはさすがに入れ替えしますよね? ね?
4回。昨日昇格の大道温貴がロングリリーフかと思いきや、ベンチにいない。DeNA戦での3連投の記憶もまだホカホカの松本竜也がマウンドに。
3点差を諦めないというベンチのメッセージと見たが、木下拓哉に3号ソロ。4点目。ま、松竜よ。
このとき、巨人・DeNA戦は、0対5でDeNAがリード。それが心のお守りに(今日も他力本願寺)。
4回、小園海斗・坂倉将吾・末包昇大が連打で1点返す! 菊池涼介バントで送って、石原貴規のサードゴロで2点目!
2アウト3塁、今日昇格の代打・松山竜平はライトフライで終了と。
5回、黒原拓未が岡林にいきなり2塁打。福永のバントを自らファンブルして、ノーアウト1塁3塁(ヒ~)。
しかし、カリステ空振り三振、細川見逃し三振、ブライト健太ショートゴロ。ミスを帳消しに!
ここから流れが来る(きっと来る~♪)。
5回ウラ、秋山・矢野雅哉・野間峻祥の連打で、3点目! 来たー。
この勢いで同点、いや逆転だ。という局面で、柳から齋藤綱記に交代。よりによってノーアウト1塁3塁で、小園(ファーストゴロ)・坂倉(ファーストファウルフライ)・末包(空振り三振)が凡退。小さな波で終わった。むしろ引き潮やないかーい。
6回、イニングまたぎの黒原が連続フォア(2度目のヒ~)。森浦大輔が満塁こしらえつつも切り抜ける。
カープ以上にともにリリーフ陣が堅い中日。1点ビハインドだと自らの首を絞めていくことになるという予想図。
6回から、藤嶋健人、清水達也、松山晋也の前に試合は動かせなかった。
7回8回はハーンがイニングまたぎで無失点。こちらも勝ちパを投入して応戦。
9回には、ビハインドで栗林良吏まで出してきた。これは、「勝ちに行くぞ」というベンチのメッセージ。
それはいい。それはいいんだけど、これまで散々、堂林翔太4番とか、6月22日以来、ノーヒットの田中をずっと1軍に置いたままとか、「勝つ気あるの?」というメッセージを出して混乱(停滞)させておいて、今それ出されても。そんな気持ちになります。
9回ウラ、マルティネスに代打・大盛穂。右左対策で、速球に弱い打者を持ってくるセンスのなさ。誰だって打つのが難しいマルティネス。それでも、1ミリでも勝機を探してほしいの。
2アウトになってから、マルティネスに相性のいい堂林翔太を出して、おしまい。出すなら大盛のときに出せー。
玉村の初回3失点も松竜の1失点も痛かったが、チャンスの場面に主軸で追いつけなかった5回こそ痛かった。
シーズン中盤くらいまでなら、「追い上げを見せた」と言えようも、曲がりなりにも優勝を争っているチームです。こんなんでアレできるのかな・・・(まだわからないけど)。
巨人がDeNAに負けたのが幸い(阪神もヤクルトに負け)。1ゲーム差で来週から直接対決。おそらく、菅野智之、グリフィン、戸郷翔征をぶつけてくる模様。
「巨人はマツダで弱い」などと、高を括ってはいられない。でも、ヒリヒリする首位決戦が見られるといいな。