10月18日、CSフファイナル第3戦、DeNAが1対2で、巨人に3連勝。日本シリーズに王手をかけた。
スタンドには感極まって泣いているファンの方も。「あかん、優勝してまう」的な。かくいう私も、じぃんと来たりして。
シーズン終盤に主力の山本祐大が骨折で離脱(カープ戦でデッドボール、申し訳ない)。伊藤光も練習中に左ふくらはぎの肉離れを起こし、昨日登録抹消。
二人の捕手が試合に出られないなか、ベテラン・戸柱恭孝が存在感を増している。戸柱34歳。會澤翼より2歳若い(ベテランの2年は大きい・・・)。
CSファーストステージの阪神戦で負傷したエースの東克樹も登録抹消。いる人たちでがんばっている。
アンダースローの中川颯が2イニング連続三者凡退というのも爽快だった。シーズン中、カープも歯が立たなかった。喜んでる場合じゃないけれど、敵ながらあっぱれ。応援したくなる。
巨人、元気ない。岡本和真が先制ソロを打てども、オースティンが同点ソロ(カッコイイ~)。
5回、赤星優志のワイルドピッチで勝ち越されたとき、ベンチの阿部監督に勝手にびくつく私。絶対怒ってる。
ますます元気なくなるベンチ。勝ててないときのチームの空気って、日本全国共通(知ってる知ってる、この感じ)。
シーズンが終わってから、ファイナルが始まるまで、間隔が空きすぎ。試合感覚が鈍るという首位チームのディスアドバンテージは避けられない。
巨人がもし日本シリーズ進出を逃したら、かねてから指摘されていた日程の見直しが問題にされそう。
でも、同じ条件だったソフトバンクは日ハムに3連勝、ファイナル制しましたから。巨人、3試合で2得点(カープかよ)。か細さが際立つ。
カープの秋季練習。末包昇大に直接打撃指導をしている新井さん。林晃汰にも3日連続居残りで打撃指導。コーチは何をしているんだ~。(「TSSテレビ新広島」)
末包といい林といい、長打が期待されている打者。末包や林が本領発揮してくれたら、そら嬉しい。
だがしかし、まさかまたいつもの「いる人だけでがんばる」体制? カープは本当に変わるのでしょうか。
堂林翔太は「僕たちの力が足りなかった。優勝争いから9月の大失速は責任を感じている」と言っていた。(「スポニチアネックス」)
大失速の原因には、真夏の野外球場での過酷さ、ベンチの采配(選手起用)などなど、いくつもの要因が重なっているだろうけど、選手のパフォーマンスの低さもあった。
ベンチと球団の体質にも問題はあるけれど、全選手が何ミリかでも飛躍して、それが束になったら、全体の底上げになる・・・。それは大事なことだが、まさかそれで済ます気じゃあるまいな。
いる人たちで奮闘しているCSのDeNAには感動していますが、カープとは長距離打者の数が違いますから。