連敗ストップを託された巨人のエース・菅野智之に対するは、19歳のサウスポー・高橋昂也。高橋は今シーズン3度目の先発で、お待ちかねの本拠地デビュー。
4月4日にヤクルト戦で一軍デビューしたとき、打たれても表情を変えない面構えと投げっぷりを見て以来、応援したくなる選手に。
好調な打線は菅野を打ち崩すことができるのか。高橋の初勝利をバックアップしてくれるのか。
期待と興味に満ちた、オールで経過をじっくりと味わいたいゲームでしたが、この日はかなわず、部分部分を観戦。
5回、ツーアウト1塁2塁の場面で、野間峻祥が3ランで逆転。この場面を運良くリアルタイムで見ることができました。
その場面を見た時点で、それまでの経過はわからなかったのだけど、5回を投げ終わった時点で菅野の球数が113球と知って、おどろく。
打線がねばって、菅野に球数を投げさせたことが想像できました。菅野から4点。しかも、菊池涼介ともども、ホームランが2本。いつものように一線級の相手に淡泊なまま終わらず、それまでの粘りが実を結びました。
菅野は5回で降板。高橋は菅野より早くマウンドを降りることなく、6回2失点でクォリティスタート。先発としての役割を果たして、待望の初勝利です。
マウンド上では表情を変えず、たんたんと投げていた高橋も、ゲームが終了し、初勝利の瞬間には笑顔がほわっとこぼれ、可愛らしかった〜。
これからも、ふてぶてしく投げて、打って(初ヒットもありました)、カープの主力になってくだされ〜。
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