2020年12月17日

森下暢仁、納得の新人王。もう一つ、こんな嬉しい賞も。


今年のセ・リーグの新人王、森下暢仁です。

得票数は、森下が303票、戸郷翔征は9票と、圧倒しました。

序盤、戸郷が勝ち数でリードしていたときは気が気でなかった。カープ打線の援護は控えめだし、リードしてマウンドを降りてもリリーフに引っくり返され、で。

巨人の優勝に貢献したことが戸郷にとってプラス評価になるという声も途中まで囁かれていたが、終盤の森下のピッチングを見て、「今年の新人賞は森下」と確信しました。私だけではあるまい。

10勝、防御率1点台という数字も素晴らしいが、10勝3敗という、負け数の少なさがまたすごい(戸郷は9勝6敗)。

今年の低空飛行していたカープをかろうじて落下させなかったのは森下だった。ありがとう! おめでとう!


ところで森下、12月10日に発表された、NPB版「フィールディング・バイブル賞」なるものにも選ばれました。

MLBには、ゴールドグラブ賞のほかに、フィールディング・バイブル賞があるそうです。

ゴールドグラブ賞は各チームの監督とコーチによる投票で決まるもの。かたや、フィールディング・バイブル賞は、セイバーメトリクスに明るい専門家によって、各ポジションで両リーグ1人ずつ選出されるもの。2006年から始まりました。

同賞を運営するデータ分析会社「Sports Info Solutions」が、今年初めて、NPB版「フィールディング・バイブル賞」を発表したというわけです。(「THE DIGEST」)

投手 森下暢仁(広島)
捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)
一塁 中島宏之(巨人)
二塁 菊池涼介(広島)
三塁 松田宣浩(ソフトバンク)
遊撃 坂本勇人(巨人)
左翼 青木宣親(ヤクルト)
中堅 近本光司(阪神)
右翼 大田泰示(日本ハム)
マルチポジション 周東佑京(ソフトバンク)


セカンドでは、言うまでもなく、菊池涼介が輝いております。

菊池の守備の素晴らしさは誰もが(世界が?)認めるところではありますが、新人にして森下がしかと選ばれていて、評価されていて、嬉しかったです。

シーズン中、投球だけでなく、フィールディングでも魅せてくれていたので。バッティングでもね。なんだ、もう言うことなしだ(顔も、顔も)。


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